“最後のウルヴァリン”といわれるヒュー・ジャックマンの最新作「LOGAN/ローガン」がいよいよ6月1日から日本でも公開されるが、そのキャンペーンのためジャックマンが4年ぶりに来日、ジャパンプレミアと記者会見に出席した。
ジャパンプレミアが開かれたのは5月24日。六本木のヒルズアリーナで夕方6時からの開催予定だったが、ジャックマンが会場に到着したのは定刻を10分以上も過ぎてから。しかも監督はさらに遅れているようだ。
レッドカーペットを歩き始めたジャックマンは、ファンと熱心に交流している。恒例のサウンドバイツも予定されていたのだが、ジャックマンは取材そっちのけでサインをしたり2ショット撮影をしたりと時間をかけて丹念にファンに応対している。
実はこの時、コの字型に敷かれたレッドカーペットの反対側では、一緒に来日していたジャックマンの奥様が彼を待ちかねるファンに対応、サインしたり言葉を交わしたりしていたのだ。
さらに、ジャックマンが関係者席に近づいてくると、そこにいた福島リラ(「ウルヴァリン:SAMURAI」でジャックマンと共演)が彼に声をかけ、気づいたジャックマンとハグを交わすという嬉しいハプニングも。
ジャックマンから5分ほど遅れて到着したジェームズ・マンゴールド監督もファンへの対応を終え、ようやく二人は壇上に。
日本語を交えた挨拶のあと、事前に選ばれていたファン代表からの質問を受け、答えるジャックマン。会場の中にウルヴァリンのコスプレをした男性を見つけ嬉しそうだ。
続いてはマンゴールド監督とそろってハンドプリントを。名前を書き、手形を押したこのハンドプリントは、翌日からローガン展の会場に展示された。
その後、このイベントのために日本中のファンから集めた『サンキュー・ローガン』の動画メッセージを披露。最後は会場に集まった約800人のファンが声をそろえて『サンキュー・ローガン』と叫び、イベントは幕を閉じたのだった。
「LOGAN/ローガン」
監督ジェームズ・マンゴールド
出演ヒュー・ジャックマン、ダフネ・キーン、パトリック・スチュアート
20世紀フォックス映画配給/6月1日公開
Photos by Tsukasa Kubota
©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation