ハリウッドスターインタビュワー歴37年の成田陽子がお送りする「風と共にハリウッド」では、自身のインタビュー内容はもちろん、スターのさまざまな情報をお届けします。今回は、オーランド・ブルームについて。お楽しみください。

成田陽子(なりた・ようこ)
ハリウッドのスターをインタビューして37年!!ツーショットと来たらどっさりざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかくつたないブログで全く為にならないお話と、とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。

「ロード・オブ・ザ・リング」(2001)「パイレーツ・オブ・カリビアン」(2006)などで、美男子の剣豪の役を颯爽と演じていたオーランド・ブルーム。ケイト・ボスワースと4年間交際(2003−2006)、その後、オーストラリアのモデル、ミランダ・カーと2010年に結婚して、男の子が生まれたものの2013年に離婚、最近はポップ歌手のケイティ ペリーとヨーロッパのビーチリゾートで真っ裸でカヌーを漕いだり、泳いだりのパパラッチの写真が出回って騒がれてましたが、俳優業の方もしっかりこなしています。
ケイティとのロマンスも今年の初めに終わったようで、今度はニーナ・ドブレフという女性とデートを始めた模様。

「オスカー・ワイルド」(1997)で映画デビュー、この映画にはジュード・ロウが凄まじいまでの美貌で現れてますが、オーランドも同様、美貌を買われての出演でした。当時は犯罪だったゲイの詩人、ワイルド(スティーヴン・フライのはまり役)の美男子ハーレムの一人という役どころです。

オーランドとは数回会見したのですが、またもや昔の写真は手元になく、あるのはこれだけ。初期の頃は、限りなく穏やかで、優しく、グッドルックスなどには全く意識がなく、育ちの良い好青年でした。いたずら好きで、家の屋根から落ちて、色々な骨が砕けたり、ラグビーでも負傷したりと、といった大怪我ばかりしている子供時代の話をしていたのが印象に残っています。

1977年1月13日、英国はケント州のカンタベリー生まれ、難読症で学校の勉強に苦労したそうですが、名門ギルドホール演劇学校に入学して、舞台の経験を積みます。

2005年の「キングダム・オブ・ヘブン」のモロッコの撮影で黒い捨て犬に巡り合い、「シディー」と名付けて、自分で引き取り、色々なところに同伴していました。

最近では「ツール・ド・ファーマシー」(2017)というプロサイクリング競技の薬物問題を描いた映画に出たり、今年の秋からは、連続殺人のホラー新テレビシリーズ「カーニバル・ロウ(Carnival Row)」に主演とめっきり忙しくなってきました。

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