先日ベネチア国際映画祭のオープニングを飾り話題を呼んだ、「ファミリー・ツリー」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」のアレグザンダー・ペーン監督、マット・デーモン主演の最新作『Downsizing(原題)』の邦題が、『ダウンサイズ』に決定!東和ピクチャーズ配給にて2018年3月に日本公開することが決定した!
第74回ベネチア国際映画祭オープニングを飾り、現地時間8月30日に行なわれた公式記者会見に出席したマットは『世界中の俳優がペーン監督と仕事をしたいと思っているんだ。もし電話帳の役を頼まれたら、電話帳だって演じるよ。この作品は、とにかく脚本が美しく、素晴らしい。オリジナリティに溢れてユニークなんだ。本当に美しくて前向きな映画だよ』と本作をコメント、ペーン監督も『この作品は、SFの要素を持ち、大きなキャンバスで物語を描いているが、これまで(脚本家の)ジムと一緒に作ってきた作品と同様のトーンやユーモアの感覚もあるんだ』とその出来に自信を見せた。
人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。物語はノルウェーの科学者によって、なんと人間の体のサイズを13cmに縮小する方法が発見されるところから始まる。ネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送るどこにでもいる平凡な男ポール・サフラネック(マット・デーモン)と妻オードリー(クリステン・ウィグ)。彼らは少しの蓄えでも裕福になれ、幸せな生活が約束される縮小された世界に希望を抱き、13cmの身体で生きていくことを決意するのだったが-。
早くもアカデミー賞有力候補ともいわれる本作、日本公開の2018年3月を楽しみにしたい。