第10位:ドクター・オクトパス(オットー・オクタヴィアス)
13年前の「スパイダーマン2」のキャラが、まさかのベスト10入り。背中に触手を付けただけのただのおっさんですが、そのギャップがなんとも言えない“味”なのです。
第9位:グリーン・ゴブリン(ハリー・オズボーンほか)
スパイダーマン=ピーターとは因縁のあるオズボーン家(ノーマンだったりハリーだったり)の変身で、狂気と科学が融合した、このシリーズには欠かせないヴィランです。
第8位:カエシリウス
原作ではほとんど活躍していない悪の魔術師ですが、この順位に食い込んだのは『ドクター・ストレンジ』での大抜擢によるもの。演じたマッツ・ミケルセンの人気の賜物?
第7位:ペンギン(オズワルド・コブルボット)
前の映画が25年前なので、TV「ゴッサム」の人気でしょうか。三下ギャングからスタートし、闇社会でのし上がっていく姿は、ある意味悪のヒーローの魅力にあふれています。
第6位:ウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)
悪の組織に洗脳され、自らの意志ではない悪事を行なった悲劇の男。ヒーロー部門でも14位にランクインしていますが、やはり登場時のライバルキャラの印象が強烈だったのか。
第5位:マグニートー(エリック・レーンシャー)
あらゆる金属を自在に操るX-MENの敵役ですが、マイケル・ファスベンダーのおかげでその悲劇性が前面に出てさらなる人気を獲得。この後の新作への続投も決定しました。
第4位:ヴェノム(エディ・ブロックほか)
実際に映画に登場したのは10年も前で出番も少なかったのにこの順位なのは、新作でのトム・ハーディーへの期待度か。宇宙生物に寄生された男は、善悪どちらに向かうのか?
第3位:ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル)
たった一本の映画で堂々の3位はすごい!それだけ「スーサイド・スクワッド」でのマーゴット・ロビー扮するハーレイの魅力が際立っていたのでしょう。可愛くてセクシーで、しかも凶暴。愛するプリンちゃん(ジョーカーのこと)と共に逃げた彼女はどこに?
第2位:ロキ
幻影を操り他人を幻惑させる稀代のトリックスター、ロキがジョーカーとの接戦の末に2位の座に。トム・ヒドルストンという適役を得たからこその人気でしょう。義兄のソーと敵対したり共闘したりという複雑な関係も(特に女性)ファンの心をくすぐるのです。
第1位:ジョーカー
ヴィランの中のヴィラン。バットマンの永遠のライバルにして究極の悪。ジョーカーがやはり
この部門のトップに立ちました。映画版では奇しくもオスカー俳優ばかりが(ヒース・レッジ
ャーはこの役で受賞)演じているということで演技力も不可欠な役。実は映画版の3人のジョ
ーカーはそれぞれに立ち位置が違うのですが、ゴッサムシティに破壊と混沌をまき散らし、そ
の行動原理が解析不能というところが共通項。次に何をしでかすかわからない不気味さが、こ
の死の道化師の最大の恐怖にして魅力でもあるのです。再登場の際はどんな活躍を見せてくれ
るのでしょうか?