人生の新たなスタートに向けてトリノへとやってきた母と子、そしてそんな二人を優しく見守る周囲の人々を描くドラマ「はじまりの街」が10月28日に公開される。「はじまりは5つ星ホテルから」のマルゲリータ・ブイ、「湖のほとりで」のヴァレリア・ゴリノらの出演で、イヴァーノ・デ・マッテオが監督している。
新しい人生を始めることの苦悩と喜び
人生の新たなスタートに向けてトリノへとやってきた母と子。そんな二人を優しく見守る周囲の人々。だが、見知らぬ土地での再スタートは決して簡単なことではなかった。傷つきつつ苦しみつつ、それでも母子は一歩ずつ前に進んでいく。
「われらの子供たち」のイヴァーノ・デ・マッテオが監督・脚本を担当。出演は「はじまりは5つ星ホテルから」のマルゲリータ・ブイ、「湖のほとりで」のヴァレリア・ゴリノ、アンドレア・ピットリーノ、ブリュノ・トデスキーニほか。
果たしてこれでよかったのか? 選択に疑問を覚える時も
夫のDVを逃れ、ローマからトリノへと移ってきたアンナ(マルゲリーテ)と息子ヴァレリオ(ピットリーノ)。二人を温かく迎えてくれたのはアンナの親友カルラ(ヴァレリア)。その笑顔は傷ついたアンナの心を癒してくれるが、新しい生活になじめず友達もできないヴァレリオの姿を見ると、自分の選択を後悔しそうになってしまう。
はじめての恋も悲惨な結果に終わるが…
やがてヴァレリオにも親しい友人が出来る。ちょっぴり複雑な過去を持つ近所のビストロのオーナー、マチュー(トデスキーニ)と、公園で出会ったストリートガールのラリッサ。年上の女性に心ときめかせるヴァレリオだがその恋は悲惨な結果に。
それが元で感情を爆発させるヴァレリオ。何とか息子の気持ちに寄り添いたいと悩むアンナ。二人と暮らすことで、人生の大切さを知るようになるカルラ。そんな彼らに変化の時が訪れる。
「はじまりの街」
監督/イヴァーノ・デ・マッテオ
出演/マルゲリータ・ブイ、ヴァレリア・ゴリノ、アンドレア・ピットリーノ
クレストインターナショナル配給/10月28日公開