現在SCREEN ONLINEにて、『シネマという生き方』を連載中の髙野てるみ先生の新刊「マリリン・モンロー 魅せる女の言葉」が2017年11月より好評発売中です。
マリリン・モンローが残した60の言葉から、愛されながら輝く女性になるヒントをくれる一冊。
色白な肌にグラマーな体つき。口元のほくろに、ブロンドヘア。いまやこの特徴であるマリリン・モンロースタイルは、世界的にセクシー要素の代名詞となっていますよね。
皆が憧れる完璧なプロポーション。現代人をも惹きつける魅力の持ち主です。なぜ、ここまで彼女が伝説の人として語り継がれるのか。
本書では、モンローが残した60の言葉から、世界を魅了することを誰よりも真剣にめざした彼女の新たな側面を描き出しています。
見た目だけではなく、彼女の貫く精神や、幼少期に抱えた苦労を超えて、強くなったストーリー。そして、大人びたセクシーな外見とは打って変わって、実はいつまでも気持ちはまっすぐな少女だという一面を知ることができ、私はますますマリリン・モンローという女性が好きになりました。
今回は私なりにですが、この本を読んで感じた事をご紹介したいと思います。
女性らしくあるために、努力し続けられる人になるなら常に“夢、目標を持つ”ことを大切にしよう。
女性らしさとは、どうやって出すか。考えて研究するのもいいですが、手取り早く知るならまずマリリン・モンローから盗めば良いでしょう。
なぜならば、彼女の生きる証は愛。モンローは女として、人として愛されることを追求した人だからです。
ありがたいことに、彼女の振る舞いや言動が、いまこうやって著書に残っているので、本からその方法を学べるというのは本当に助かります。こんなに単純に女子力を学ぶ方法はありませんよね。
著書内では、モンローが実際に行なっていた「色気を出す方法」や「足が長く見えるコツ」など、女性にとって知っておいてぜったいに損のないテクニックがたくさん紹介されています。
そんな彼女も、生まれつきセクシーだったわけではなく、自分自身で「マリリン・モンロー」というキャラクターを作り出していました。そのため、日々女性らしい体型を維持するためにヨガやストレッチも欠かさなかったのだそう。
なぜ、彼女がそこまで影なる努力をいつまでも続けられたのか。本の中でも紹介されていますが、モンローの場合は“「本物の女優」になること” そして、“「本物の女」になること”が一生の目標だったからなのですね。
「本物の女優になりたいのよ。お金や名声はどうでもいいの。」
『マリリン・モンロー 魅せる女の言葉』(PHP文庫)
綺麗になることや愛されるには、“夢を持ち、目標を決める”ことがとても重要なんだということを感じることができます。
マリリン・モンローが目指した「本物の女」は、これまでにいなかった強くて芯のある女性であったため、狭められていた女性の生き方に、新たなレールを引いてくれたように思います。
仕事、恋愛で悩んだらエネルギッシュに。退屈な時間はもったいない。
女性にとって、仕事や恋愛の仕方は結婚や出産のタイミングもあるため、悩むことがありますよね。
今は女性が働きやすい環境がだいぶ整ってきていますが、マリリン・モンローが過ごした時代の女性は、結婚して嫁に行くのが当たり前でした。にも関わらず、彼女の仕事に対する姿勢、トップ女優としてのあり方は、かなりエネルギッシュ!まさに現代でいう“キャリアウーマン”の先駆者ではないでしょうか。
マリリン・モンローは退屈が嫌いだったと言われています。トップに登りつめたその後も、一流になるために努力を惜しみませんでした。そんな彼女は、享年36歳という人生を最後まで立ち止まる事なくエネルギッシュに駆け抜けていきました。
時間というのは意識していないとあっという間に過ぎてしまうものです。近頃は、わたしもなんとなく毎日を過ごしてしまっていましたが、この本を読んで、自分の中の心のモチベーションのエンジンをもう一度かけ直すきっかけとなりました。
時代に関わらず、女にとっての永遠の命題を考えさせてくれるマリリン・モンロー。恋愛や仕事で悩んだ時、迷っている時に勇気をもらえる言葉がたくさん詰まっています。
まだまだお伝えしきれない、マリリン・モンローの数々の名言がたくさんあるのですが、女として、人として愛されるために努力する大切さを教えてくれる1冊なので、続きはぜひ『マリリン・モンロー 魅せる女の言葉』でお確かめください。
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新年2月から7月にかけて、本著に関するトーク・イベントや講演が多数、予定中なので、乞うご期待!
ココ・シャネル女を磨く言葉
媚びない、妥協しない女性。この本も働く女性にぜひおすすめしたい一冊です。
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