ねつ造捜査という国家ぐるみの陰謀に巻き込まれていく“普通の刑事”の姿を通して、韓国の軍事独裁時代末期の歴史の闇を描くサスペンス。
「リバイバル 妻は二度殺される」のソン・ヒョンジュが主人公の刑事を演じ、モスクワ国際映画祭で主演男優賞を受賞。監督はキム・ボンハン。
正義感の強いごく平凡な刑事ソンジン(ソン)は大統領直属の情報機関室長ギュナム(チャン・ヒョク)に呼び出され、連続殺人事件容疑者の裏付け捜査を命じられる。だが国家ぐるみの陰謀が絡んだその事件は、ただ“普通”に生きることを願っていたソンジンの人生を一変させる。