12月2日公開
「希望のかなた」
「ル・アーヴルの靴みがき」のアキ・カウリスマキ監督が現代の難民問題に材を取り、フィンランドの首都ヘルシンキを舞台に生き別れの妹を探すシリア難民の青年と周囲の人々の姿をコメディータッチで描いている。
12月8日公開
「否定と肯定」
ホロコーストはなかったと主張する歴史学者と、それに反論するユダヤ人女性歴史学者。二人の論争は法廷対決にまで発展する。実際にあった事件の映画化でレーチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソンらの出演。
12月8日公開
「オリエント急行殺人事件」
アガサ・クリスティーの代表作をケネス・ブラナー監督・主演、ジョニー。デップ、デージー・リドリー、ペネロペ・クルズらオールスターキャストで新たに映画化した密室殺人劇。名探偵ポアロの頭脳が冴えわたる。
12月9日公開
「女の一生」
フランスの文豪モーパッサンの代表作の映画化で、2016年のベネチア国際映画祭では国際批評家連盟賞に輝いた。寄宿学校から戻った男爵家の一人娘ジャンヌは子爵ジュリアンと結婚するが夫の不貞から人生が狂っていく。
12月9日公開
「ルージュの手紙」
カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロの共演で、30年ぶりに会った血のつながらない母娘の笑いと涙を綴る。自由奔放な継母ベアトリスのペースに巻き込まれながら、クレールは人生の扉を少しずつ開いていく。
12月15日公開
「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」
ジェシカ・チャステーン主演で、第二次大戦中にポーランドのワルシャワで300人ものユダヤ人を地下にかくまい、命を救った動物園主の妻アントニーナとその家族らの実話を描く。ダニエル・ブリュール共演。
12月16日公開
「彼女が目覚めるその日まで」
珍しい脳の病気にかかった若い女性の苦悩と闘病をクロエ・グレース・モレッツ主演で描いたドラマで、シャーリーズ・セロンが製作。原作者は実際の経験者で、この病気を世間に知ってほしくて原作を書いたという。
12月16日公開
「アランフエスの麗しき日々」
巨匠ヴィム・ヴェンダース監督が、盟友の戯曲家ペーター・ハントケとの5度目のコラボレーションで作り上げた初めてのフランス語作品。パリの木陰のテラスでくつろぐ二人の男女が思い出や記憶について語り始める。
12月16日公開
「Mr. Long/ミスター・ロン」
「レッド・クリフ」のチャン・チェンが主演し、「ポストマン・ブルース」などで海外での評価も高い日本人監督SABUが脚本・監督を担当した、台湾と日本を舞台にしたハートウォーミング・バイオレンスドラマ。
12月16日公開
「ヒトラーに屈しなかった国王」
1940年、ナチスはノルウェーの首都オスロに侵攻し降伏を迫る。究極の選択を迫られた国王ホーコン7世は苦渋の末ついに決断を下す……ナチスに最も激しい抵抗を示したノルウェーの運命の三日間を史実に基づいて描く。
12月16日公開
「オレの獲物はビンラディン」
ニコラス・ケージが、母国アメリカを愛するあまりビンラディンを捕らえようと単身パキスタンに潜入した実在の人物に扮したドラマ。監督は「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」のラリー・チャールズ。
12月16日公開
「わたしは、幸福」
“幸福”という意味を持つフェリシテという名のシングルマザー。彼女はバーで歌って一人息子を育てているが、その子が交通事故に遭い医者は前金でなければ手術できないと言う……今年のベルリン映画祭で評判になった作品。
12月29日公開
「オール・アイズ・オン・ミー」
ヒップホップ界最悪の東西抗争で命を落とした伝説のラッパー、2PAC(トゥパック・シャクール)の伝記ドラマ。エミネムやスヌープ・ドッグらがリスペクトし続ける2PACの最後の日々の知られざる真実が描かれる。
12月29日公開
「バーフバリ 王の凱旋」
2017年4月に日本公開された「バーフバリ 伝説誕生」と前後編をなす、インド発のエンターテインメント巨編。伝説の戦士バーフバリの三代に渡る壮大な復讐劇を描き、インド映画の歴代興収1位を記録している。