2007年に亡くなった天才振付家モーリス・ベジャールによって振り付けられた伝説のステージ『第九交響曲』。再演不可能と言われていたこのステージを甦らせた2014年の『第九交響曲』東京公演の製作過程に密着し、世界各国から集まったダンサーたちが織りなす人間ドラマを描いたドキュメンタリー。監督はアランチャ・アギーレ。
画像: 『第九』をバレエで表現した空前絶後の傑作ステージ
「ダンシング・ベートーヴェン」12月23日公開

伝説のステージが甦った!

天才振付家モーリス・ベジャールによって振り付けられた伝説のステージ『第九交響曲』。大規模すぎるスケールゆえに再演不可能と言われていたこのステージを甦らせた2014年の『第九交響曲』東京公演の製作過程に密着し、世界各国から集まったダンサーたちが織りなす人間ドラマを描いたドキュメンタリー。「ベジャール、そしてバレエは続く」のアランチャ・アギーレが監督を務める。

画像: 伝説のステージが甦った!

ベジャールの死後は再演不可能と言われていた

ステージの初演は1964年。バレエ界に革命をもたらした天才振付師モーリス・ベジャール率いる20世紀バレエ団が、ベートーヴェンの第九をバレエで表現した踊るコンサート『第九交響曲』。80人以上のダンサーにオーケストラと合唱団を加えた総勢350人もの規模のこのステージは、1999年のパリ・オペラ座のパリ公演を最後に、2007年のベジャール死去以降は再演不可能とされてきた。

画像: ベジャールの死後は再演不可能と言われていた

2014年に実現した東京公演

しかし2014年、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団の共同製作で、世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィル・ハーモニー管弦楽団の演奏による『第九交響曲』東京公演が実現。ジル・ロマン芸術監督のもと、世界中から選りすぐられた名ダンサーたちがスイスのローザンヌで過酷な特訓に励む。途中、第二幕のメインダンサーが妊娠し交代するなどのドラマチックな展開をくり広げながら、ついに東京でのステージの瞬間を迎える。

画像: 『ダンシング・ベートーヴェン』予告編 www.youtube.com

『ダンシング・ベートーヴェン』予告編

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「ダンシング・ベートーヴェン」
監督/アランチャ・アギーレ
12月23日公開/シンカ配給
©Fondation Maurice Bejart, 2015 ©Fondation Bejart Ballet Lausanne, 2015

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