作品紹介
人々の“信じる心”が、メディア、テクノロジーといった“新たな神々”に向けられるようになった現代。いまや忘れ去られようとしている古来からの神々は、失われた栄光を取り戻そうと動き出し、新旧の神々の戦いが引き起こされる……何とも奇抜な発想を小説にしたのは英国出身のベストセラー作家ニール・ゲーマン。2000年に発表され、SFのヒューゴー賞、ローカス賞、ホラーのブラム・ストーカー賞の三冠に輝いた人気小説だ。
ショーランナーを務めるのは「HEROES/ヒーローズ」「ハンニバル」のブライアン・フラートと「LOGAN/ローガン」「ブレードランナー2049」のマイケル・グリーン。主演はTV「The 100/ハンドレッド」のリッキー・ウィトルで、「ジョン・ウィック」のイーアン・マクシェーン、「レジェンド 狂気の美学」のエミリー・ブラウニング、「アリス・イン・ワンダーランド」のクリスピン・グロヴァー、ピーター・ストーメアらが脇を固めている。全米では2017年4月からオンエアされ、2話放送後にシーズン2製作が決定したという人気シリーズだ。
あらすじ
刑務所に服役中のシャドウ・ムーン(ウィトル)のもとに、妻ローラ(エミリー)が交通事故で亡くなったという知らせが入る。早期釈放された彼は葬儀に向かうが、途中ウェンズデイ(マクシェーン)という謎の男と出会い、用心棒を依頼される。それがアメリカ各地でひっそりと暮らすいにしえの神々をスカウトする旅の始まりだった。現代の新しい神々と古くからの神たちの戦いが始まろうとしていたのだ。
見どころ:新しい神とは!?
テクノロジーが発達した現代に出現した新しい神とはいかなるものか?テクノロジーをつかさどるテクニカル・ボーイやグローバリゼーションを支配するミスター・ワールドといった存在がそれで、いにしえの北欧神話、スラブ神話、ゲルマン神話の神々と対決することになるのだ。ほかにも妖精のレプラコーンやアフリカのトリックスターのようなキャラクターが登場してくる。