遠隔操作ロボットのオペレーターが恋した相手は、1万キロの彼方にいる女性だった……「きみへの距離、1万キロ」が4月7日公開。
キム・グエン監督の最新作はなんとロボットの恋物語!
現代らしい最新のテクノロジーを駆使した恋愛劇。「魔女と呼ばれた少女」でアカデミー賞外国語映画賞の候補になったキム・グエン監督の最新作で、グエンは脚本も書き下ろしている。
主演は「シークレット・アイズ」の英国男優ジョー・コール。彼が恋する女性にはモロッコ系フランス人女優リナ・エル・アラビが扮しているほか、ブレント・スカグフォード、フェイサル・ジグラットらが共演。
地球の反対側から監視ロボットがつなぐ男女の純愛
デトロイトの警備会社で、一万キロも離れた北アフリカの石油パイプラインを監視しているゴードン(コール)。6本足のクモ型ロボットを遠隔操作して、石油泥棒や事故を監視しているのだ。彼は恋人と別れたばかりで、上司ピーター(スカグフォード)の勧める出会い系アプリも満足させてはくれない。
そんな中、ゴードンは監視中に目にした若く美しい女性アユーシャ(リナ)に気を惹かれ、彼女の身辺を探り始める。彼女には恋人がいるが親が認めず、年の離れた相手と結婚させられそうになっているらしい。 恋人と国外脱出しようとしているアユーシャの決意を知ったゴードンは、なんとかそれを手助けしたいと思うようになる。だが、その恋人が脱出の資金欲しさに石油泥棒に手を染め事故で死んでしまう。ゴードンは思い切った手段を取ることにした。
「きみへの距離、1万キロ」
2018年4月7日公開
原題『ジュリエットを見つめて』2017年度作品。1時間31分。カナダ映画。
彩プロ配給