「我々は生きて帰れないだろう」というセリフが壮絶な覚悟を感じさせる
ハリウッド随一のヒットメーカーであるジェリー・ブラッカイマーが、デンマークのCM界の鬼才でコソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを監督に抜擢し製作。本作は9.11直後の最初の反撃であり、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願した12人のアメリカ陸軍特殊部隊員(グリーンベレー)の勇姿を描く衝撃の実話。
彼らのミッションは、反タリバンの地元勢力と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧すること。最新兵器を擁する敵勢5万人に対し、ミッション遂行に与えられた期間は僅か3週間。さらに戦地は険しい山岳地帯の為、彼らは“馬”を使い移動し、馬に乗って戦う必要に迫られる。
部隊を率いるミッチ・ネルソン大尉を演じるのは『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワース。腹心の部下にオスカーに2度ノミネートされ『シェイプ・オブ・ウォーター』でも注目されるマイケル・シャノン、『フューリー』のマイケル・ペーニャ、『ムーンライト』での演技が記憶に新しいトレバンテ・ローズらが脇を固める。
特報で使用されている楽曲は故・トム・ペティの代表曲「I Won't Back Down」をライアン・スターがカバー。「絶対に引かない」と謳われるこの楽曲は、9.11直後、アメリカのラジオで数多く流れ、多くの人を勇気づけた楽曲で、作品にとっても大きな意味をなしている。
映像ではグリーンベレーが、タリバンの最新兵器による猛攻の中、馬に乗って疾走する姿を迫力満点に映し出される。クリス・ヘムズワース演じるミッチ・ネルソン大尉が仲間に告げる、「我々は生きて帰れないだろう」というセリフは、あの日散った何の罪もない人たち、母国で待つ家族、そして未来のために壮絶な戦いに挑む覚悟を感じさせ、思わず心が揺さぶらる。特報は敵勢5万人vs12人という圧倒的な劣勢下で、ネルソン大尉が戦地を馬に乗って突き進むシーンで幕を閉じる。果たして壮絶なミッションの成否は?
ホース・ソルジャー
5月4日(金・祝)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:ギャガ
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