女性の拉致・監禁事件を描いたサスペンス・スリラー
一人旅の途中で狂気の男に監禁された若い女性。彼女は何とか脱出しようとするが、男は周到に準備を整えていた……世界中で社会問題化している女性の拉致・監禁事件を描いたサスペンス・スリラー。
「ハクソー・リッジ」などの若手女優テリーサ・パーマーが衝撃的なヌードも辞さず体当たりで被害女性を演じ、彼女を監禁する男にTV「センス8」のマックス・リーメルトが扮している。
ベストセラーとなったメラニー・ジョーステンの同名原作をショーン・グラントが脚本化、「さよなら、アドルフ」のケイト・ショートランドが監督した。
ベルリンで意気投合した男女だったが……
オーストラリア人の女性カメラマン、クレア(テレサ)は長期休暇を取り、ベルリンを訪れた。外国人宿泊客の多いゲストハウスに投宿したクレアは、街を散策中にアンディ(リーメルト)という男に声をかけられる。二人は意気投合するが連絡先も教えずそのまま別れた。
狂気の男に監禁された女性は脱出できるのか
だが翌日、二人は偶然にも再会する。街の中心部から外れたアンディの自宅に行き、熱い夜を過ごす二人。しかし、翌日クレアが目を覚ますと部屋は鍵がかかっていて出られない。ほかの住人のいない古びた集合住宅なので、叫んでも誰にも聞こえない。窓は強化ガラスになっていて割ることができず、スマホからはSIMカードが抜かれていた。恐怖におびえながらも、クレアは何とかその部屋から脱出しようと考えをめぐらす……
「ベルリン・シンドローム」
監督/ケイト・ショートランド
出演/テリーサ・パーマー、マックス・リーメルト
2018年4月7日公開/レスペ配給
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