主演はイタリア出身のスヴェヴァ・アルヴィティ。共演はリッカルド・スカマルチョ、ニールス・シュナイダーら。監督・脚本はリサ・アズエロス。
ドロンとのデュエット“あまい囁き”で知られるフランスの歌姫
アラン・ドロンとデュエットした大ヒット曲“あまい囁き”をはじめ、レコード売上げ1億7000万枚、ゴールドディスク70曲という記録を持つ60~70年代フランスの人気歌手、ダリダ。あらゆる栄光を手に入れながら、54歳で自ら命を絶った彼女の波乱の人生を描き出す。
主演はイタリア出身のスヴェヴァ・アルヴィティ。共演はリッカルド・スカマルチョ、ジャン・ポール・ルーヴ、ニコラ・デュヴォシェル、ニールス・シュナイダーら。監督・脚本はリサ・アズエロス。ダリダのマネージャーでもあった実弟ブルーノ・ジリオッティの全面協力のもと製作された。
最初の結婚はゴシップから破綻
圧倒的な美貌と心に訴えかける歌声で、フランスの国民的シンガーだったダリダ(スヴェヴァ)。歌と恋にすべての情熱を注いだ彼女を最初に見出したのはラジオ局ディレクターのルシアン(ルーヴ)。二人は恋に落ち結婚するが、若き画家ジャン(シュナイダー)とのゴシップがもとで結婚生活は破綻する。
悲劇によって歌声はさらに艶やかに
弟ブルーノ(スカマルチョ)がプロデューサーとなり、次々とヒットを飛ばすダリダ。その一方で、イタリア人歌手ルイジとの熱愛と自殺、12歳年下の青年との悲恋、元夫ルシアンの自殺など様々な悲劇が彼女を襲う。皮肉にもそれらを経ることで、ダリダの歌声は艶やかさを増していく。だが最後の恋人リシャール(デュヴォシェル)を失った彼女は大きな決断を下す。
「ダリダ あまい囁き」
監督/リサ・アズエロス
出演/スヴェヴァ・アルヴィティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン・ポール・ルーヴ、ニコラ・デュヴォシェル、ニールス・シュナイダー
5月19日公開/KADOKAWA配給
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