かつてベトナム戦争に従軍し、痛みを分かち合った3人の戦友が30年ぶりに再会。親友の息子の遺体を連れ帰る旅に出る。「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレーター監督による感動のロードムービー「30年後の同窓会」が6月8日公開！
かつてベトナム戦争に従軍し、痛みを分かち合った3人の戦友。それぞれの道を歩んでいた彼らは、イラク戦争がもたらした悲しい出来事をきっかけに30年ぶりに再会。気の置けない旅を通して、彼らは30年前のある事件にもう一度向き合う。
ベテラン作家ダリル・ボニックサンの原作を、「6歳のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレーターが12年の歳月をかけて映画化。二人は共同で脚本も手がけた。出演は「フォックスキャッチャー」のスティーヴ・カレル、「トランボ」のブライアン・クランストン、「パッセンジャー」のローレンス・フィッシュバーンら。
バージニア州ノーフォークで小さなバーを経営するサル（クランストン）の店に、かつてベトナム戦争で一緒に戦った旧友ドク（カレル）がやってくる。二人で古い教会へ行くと、そこでは戦友ミューラー（フィッシュバーン）が神父をしていた。30年ぶりの再会を喜ぶ二人に、ドクは来訪の真意を語り始める。
二一歳になるドクの息子がイラク戦争で戦死した。息子の遺体は英雄としてアーリントン墓地に埋葬されるが、耐えられないので一緒に来てほしいという。こうして始まる三人の旅。ところがアーリントンに遺体はなく、ドーバー空軍基地にあるという。そこで息子の死の真相を知ったドクは軍の埋葬を拒否。やがて三人は、心の奥に秘めてあった30年前のある事件と対面する。
2017年度作品。2時間5分。アメリカ映画。ショウゲート配給
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