「スター・ウォーズ」シリーズ屈指の人気を誇る“愛すべき悪党”ハン・ソロ。彼はいかにして銀河最速のパイロットになったのか? ルーク・スカイウォーカーやレイアに出会う前の、若き日の彼に何があったのか?
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に続くシリーズ最新作は、一作目の誕生以来、世代を超えて愛されるヒーロー、ハン・ソロにスポットを当てたアナザー・ストーリー。生涯の相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会いと絆、そしてこれまで語られたことのないロマンスなど、知られざる彼の過去が初めて明かされる。
若きハン・ソロという大役を射止めたのは「ヘイル、シーザー!」で脚光を浴びた新星オールデン・エアエンライク。ハン・ソロの幼なじみの女性キーラに、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のエミリア・クラーク。ハン・ソロを導く師ベケットに、「スリー・ビルボード」のウッディー・ハレルソン。そして、ハン・ソロの悪友としておなじみのランド・カルリジアンの若き日を演じるのは、グラミー賞受賞アーティストで俳優のドナルド・グローヴァー。
監督は「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞監督賞を受賞し、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズをメガヒットに導いたロン・ハワード。また「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」からシリーズに携わっているローレンス・カスダンが本作でも脚本を担当している。
銀河帝国による恐怖政治が広がる、法なき時代。惑星コレリアに、自由を求める一人の若者がいた。彼の名前はハン・ソロ(エアエンライク)。不遇な生い立ちにより貧しい暮らしを送り、犯罪にも手を染めてきたアウトローだ。自由を得るため、彼は幼なじみで恋人のキーラ(エミリア)とともに故郷を抜け出すことを決意する。
だが帝国軍とギャングたちの支配下においては、外の世界に出ることは容易くはなかった。脱出計画に失敗したハンはキーラと離ればなれになってしまう。そして自らも帝国アカデミーに入ることを余儀なくされる。それでも彼は誓う。いつか銀河一のパイロットになり、キーラを迎えに再び故郷に戻ってくることを。
3年後、帝国アカデミーを追放され戦地に立っていたハンはウーキー族の戦士チューバッカと運命的な出会いを果たす。そして彼とともに強盗ベケット(ハレルソン)のチームに加わり、莫大な金を生む“仕事”に挑むことになる。その“仕事”は不測の事態で失敗に終わるが、強烈なカリスマ性を持つベケットを、ハンは師のように仰ぐようになる。
仕事に失敗したベケットとハンたちに、依頼主である犯罪王ドライデン(ベタニー)は最後のチャンスとしてある任務を与える。その任務には、危険な航路ケッセル・ランの横断が不可欠。そこで彼らは“銀河系最速の船”を持つ男のもとへ向かう。そのときハンは知らなかった。自らを待つ運命の出会いを。そしてその先にある想像を絶する大冒険を。
2018年度作品。2時間15分。アメリカ映画。ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
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