第3弾は主人公アーチ―の幼なじみベティ役のリリ・ラインハートをお届けします。
私は愛称としては“バグヘッド”の方が好き!
ーーファースト・シーズンは殺人/ミステリーが物語の中心となっていましたね。ジェイソン・ブロッサムを殺した犯人がついに分かったのはいつでしたか?
『役者陣は全員同じときに脚本をもらったの。読み合わせのときよ。それまで脚本をもらえなかったから、みんな同時に犯人が分かったの。すごかったわ』
ーー犯人の正体を知ったとき、とても驚きましたか?
『もうびっくり仰天だったわ。誰であってもおかしくなかったもの。物語がどのように展開するか、脚本家たちがどう進めていくか、まったく見当がつかなかった。本当にサプライズだったわ。すばらしかった』
ーー他の役者の反応はどうでしたか?
『あの日の部屋にはすごい熱気があったわ。読み合わせを終えたとき、全員“はあ… この部屋本当に熱いね!”となったもの。すさまじかった』
ーーベティと(コール・スプラウス演じる)ジャグヘッドのほのかな恋模様に、ファンからはたくさんの反応がありましたね。なぜ人々は“バグヘッド”に心奪われるのでしょうか?
『きっと、ちょっとした不意打ちだったからだと思う。コミックスでのジャグヘッドは、自分の好きなことだけをやるような人物だから、ジャグヘッドがかわいい女の子と親密になっていく様子を見るのが楽しみなんじゃないかしら?』
ーーふたりの愛称についてはどう思いますか? “バグヘッド”と“ジェティ”では、どちらが好きですか?
『バグヘッドがキテるわ!』
ーー多くのファンは“ジェティ”が気に入っているようですが…
『分かっているわ。でも私にとっては“バグヘッド”のほうが愛らしく感じるの。“バグヘッド”と聞くと“かわいい!”と思う』
ーーベティとジャグヘッドが一緒にいるのは引かれ合っているからですか? それとも互いに安らぎを求めているからなのでしょうか?
『ふたりが一緒にいるのはベティがアーチーにふられて、ジャグヘッドはいつも彼女の悩みを聞いてくれたからなのよ。ふたりともロマンチストだと思うし、殺人事件を解明するという状況に置かれたら、一緒に捜査する相手との仲は深まるに違いないわ。ベティとジャグヘッドはお互いの存在がありがたいと思っているはずよ。ある意味ではふたりとも仲間外れになっているから、ベティとジャグヘッドの関係は深まっていくの。ふたりの関係は本物だと思う』
ベティとジャグヘッドはリバーデイルの探偵社ね
ーーファースト・シーズンの終盤に浮上してくる三角関係に変化があるかもしれないことから、ふたりの関係は長続きしないといううわさがありますね。それについて何か明かせることはありますか?
『恋の四角、五角、六角関係のようなものかしら…それ以上は言わないわ』
ーーベティとジャグヘッドの関係のすごいところのひとつは、ふたりの関係によって殺人/ミステリーの物語が展開していったことです。このふたりは“「リバーデイル」の探偵社”的な存在だと言えるでしょうか?
『ははは! 本当にそうだと思うわ』
ーーふたりはジェイソンの殺害事件において、次にどんな捜査を行うのでしょうか? そして犯人が明かされるまでの間、ファンはどのような展開を見ていくことになるのでしょうか?
『ふたりは、同級生を情報を得る手段として利用するの。アーチーはブロッサム家に近づいて彼らとずっと一緒にいることになるから、ベティとジャグヘッドは“分かった。それなら探偵業をやって。入って情報を得てきて”と言うの。ベティとジャグヘッドは外部の情報を得る手段も利用することになるわ』
ーー最近のエピソードではアーチー・コミックスに出てくる昔ながらの衣装を着た場面があり、ファンたちはとても興奮していましたね! あのレトロな場面の撮影は楽しかったですか?
『あの場面は大変な一日の最後に撮影したから、撮影時間が非常に限られていたの。撮影は別々に行なったけど、「ステップフォードの妻たち」に出てくるような女性の姿になるのは楽しかった。ぜひもう一度あの撮影をしたいわね。もっとフラッシュバックの場面の撮影があったら最高だわ。セカンド・シーズンでは、フラッシュバックの場面が増えてほしい』
私とカミラはプライベートでも仲がいいのよ
ーーベティに新しくできた友人、ヴェロニカを演じるカミラ・メンデスとの撮影はいかがですか?
『カミラと一緒にベティとヴェロニカという人物を演じられることができてうれしい。ヴェロニカなしではベティはいないし、カミラなしではリリもいない。私たちはお互いのことを大切に思っていて、プライベートでも仲がいいの。それが作用しているから「リバーデイル」での“BとV”ペアの雰囲気、そしてふたりの相性のよさが表われやすくなっていると思う。お互いがいるからこそ、各々の役柄をうまく演じることができるのよ』
ーーふたりは第1話でキスをしましたね。ベティとヴェロニカが友人以上の関係になる日は来るのでしょうか?
『私たちが脚本を書くわけじゃないから分からないけど、恋愛関係という意味では“ベロニカ”(ベティ×ヴェロニカのカップル)が好きな人たちの強い思いも分かるわ。そんな日が来るかもしれないわね。「リバーデイル」ではどんな展開も起こり得るもの』
ーーさて、役柄上の母親の話をしましょう。アリス・クーパーを演じる女優メッチェン・アミックと初めて会ったとき、どうでしたか?
『メッチェンに初めて会ったとき、ふたりとも同じタトゥー・アーチストに同じタトゥーを、体の同じ部位に入れてもらっていることが発覚したの。きっとこうなる運命だったのね! 彼女からも、撮影現場にいるみんなからも、たくさんのことを学んだわ。メッチェンはぜひお手本にしたいような人物だから、彼女が母親役でとてもうれしい』
ーー「リバーデイル」は10代や20代も含む、幅広い層の視聴者がいますね。若い世代へ影響を与えていることについてはどう思いますか? また、彼らに「リバーデイル」からどんな教訓を学んでほしいとですか?
『ベティを演じる上でとても大事にしているのは、世界中の若者たちがプレッシャーを感じていて、私たちも彼らと同じプレッシャーを感じながら生きているのだと表現すること。いっぱいいっぱいになって爆発してしまってもだいじょうぶ。そうなってもまわりの人はあなたを愛してくれるし、受け入れてくれるから。「リバーデイル」からはその教訓を学んでほしいわ。私たちは自分の精神状態を受け入れて、きちんとその状態を認識しなければならない。決して恥じてはいけないの。現状に立ち向かわないといけないのよ』
ーーセカンド・シーズンでは、ベティの問題についても掘り下げてほしいと思いますか?
『どうやらベティの精神状態の問題についても、掘り下げていくみたいよ。とても楽しみだわ。セカンド・シーズンでは、彼女の精神状態についての物語がさらに展開していく。そういう予定だけど、面白くなりそうだわ』
ーーセカンド・シーズンについて、脚本家たちからどんなことを聞いていますか? ファンは、ベティやほかの「リバーデイル」の登場人物が、どんな展開を迎えるのを見ることになるのでしょうか?
『それについては話が始まったばかりだから、あまり明かせないわ。ひとつ言えるのは、セカンド・シーズンでは新たな謎が出てくるということ。その謎はファースト・シーズンの最終話から登場するから、もうすぐ分かるわ』
「リバーデイル」シーズン1
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