高高度降下低高度開傘、通称HALO=ヘイロージャンプ
このほど到着したのは、特殊マスクを装着したイーサン(トム・クルーズ)とウォーカー(ヘンリー・カヴィル)が、敵の目をぬすんでパリの街へ侵入すべく、高高度降下低高度開傘(こうこうどこうか ていこうど かいさん)、通称HALO=ヘイロージャンプと呼ばれる超高速落下スカイダイビングに挑む場面。パリのはるか上空を飛行中で暗室のような航空機内部で、雷雲を確認したイーサンは天候の回復を待つよう提言するも、イーサンへの対抗意識と己の誇示からウォーカーはイーサンの酸素マスクを強引に引き抜きそのまま先に降下開始してしまいます。酸素マスクを再装着しつつも早く追いかけなくて見失ってしまう・・・!見ているこちらが呼吸を忘れてしまうほど緊張感MAXのシーンだ。
もともと精鋭部隊が敵地に極秘潜入する軍事作戦として開発されたヘイロージャンプは、特殊装備無しではいかなる人間でも失神してしまう空中降下のエキスパートでしか成し得ない超危険&超高度な離れ業。トムは長年の夢だったこのヘイロージャンプに、ついに俳優として史上初めて挑む前人未踏の撮影を実現させた。
これまでもノースタントの超絶アクションで世界を驚かせ続けてきたトム・クルーズをもってしても、このヘイロージャンプは「観る人に、自分もその場にいるような感覚になって欲しかったんだ。
でも正直に言ってとても危険だったから・・・自分に言い聞かせたんだ。自分は魅力的な男だ、一日に10~15回飛んでみんなでコレを成功させるんだ、ってね。腕と肩の腱は限界まで伸びていた」と、常に自分を奮い立たせ続けなければ乗り越えられなかったことを激白。
そして、この決死のアクションの迫力を余すことなく撮影する為に、スカイダイビング初使用となるIMAXレンズ搭載カメラをヘルメットに装着してトムと同時にダイブし続けたのが、23000回以上のジャンプ経験を持つベテラン空中写真家クレーグ・オブライエン。
トムは称賛を惜しまず「クレーグの働きぶりは素晴らしかった!空中で何度も体を回転させるんだけど、とても危険でこんな撮影は初めてだったのに、物語を理解してくれて、見事な仕事をした。彼はアーティストだ!」この苛酷な撮影を成し遂げた相棒とも言うべきクレーグへの敬意と感謝を明かしている。
果たしてイーサンとヘンリーは無事にパリの街へと潜入出来るのか・・・?迫力の大スクリーンでぜひ目撃してほしい!
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