ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デーモンら共演の大ヒット作「オーシャンズ」シリーズは、強盗のプロたちが集合して繰り広げる犯罪ドラマだったが、新たなリーダー、デビー・オーシャンが女性たちのチームを新結成。ニューヨークで毎年行なわれる世界最大のファッションの祭典“メット・ガラ”を舞台に、前代未聞のジュエリー強奪作戦を開始する。
デビー役には「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロックが扮し、彼女を中心に、「キャロル」のケート・ブランシェット、「インターステラー」のアン・ハサウェイ、「英国王のスピーチ」のヘレナ・ボナム・カーター、サラ・ポールソン、シンガーのリアーナ、ラッパーのオークワフィナ、TV界出身のミンディー・カリングがドリームチームに加わる豪華キャスト。他に「ホビット」シリーズのリチャード・アーミティッジ、「はじまりのうた」のジェームズ・コーデンらが共演。
製作総指揮に「オーシャンズ」前三作の監督を務めたスティーヴン・ソーダーバーグが名を連ね、今回の監督（兼共同脚本）は「ハンガー・ゲーム」のゲーリー・ロスが務めている。音楽は「モリーズ・ゲーム」などのダニエル・ペンバートン。
5年間の刑期を経て、仮出所を果たしたデビー・オーシャン（サンドラ）。彼女はかつて伝説の強盗チーム、オーシャンズを率いたダニーを兄に持つ、生粋の強奪ファミリーの一員だった。もちろんそんなデビーは出所するやいなや服役中に計画していたあるプランを実行に移すため準備行動に出る。
馴染みの右腕的存在ルー（ケート）と再会し、チームの集結に奔走。ターゲットとなるのは伝説のダイヤの首飾りトゥーサン。地下金庫に眠るこの宝石を世界最大のファッションの祭典メット・ガラに引き出すため、ハリウッド女優のダフネ（アン）を囮に使おうとするデビーは、まず時代遅れになったデザイナー、ローズ（ヘレナ）に声をかける。さらに一流の腕を持ちながら冴えない生活を送っているハッカー、スリ、盗品ディーラー、ジュエリー職人らを仲間に加え、最高のチームを結成する。
果たして１億5000万ドルのトゥーサンを身に付け、ダフネはメット・ガラに出席。だがそこには網の目のように張り巡らされた防犯カメラや、セキュリティーが立ち塞がる。デビーたちはこの難関を潜り抜け、お宝を手にすることができるのか？ そしてこの計画に隠されたデビーのさらなる計画とは？
2018年度作品。1時間50分。アメリカ映画。ワーナー・ブラザース映画配給。
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