10位:水量16トン! 巨大水槽爆破(「ミッション:インポッシブル」)
難易度★★★
衝撃度★★★
危険度★★★★★
1作目でCIAにマークされたイーサンは、レストランの巨大水槽を爆破し、水流とともにウィンドウを突破して店から逃亡する。このシーンはスタジオでの撮影だが、使用された水は本物で、16トンもの水が使われたとのこと。このシーンのアイデアはトム本人が出したもので、周囲の反対を押し切り、みずから水流に身を投じた。これぞプロ!
9位:3次元の限界に挑戦! 駐車場バトル(「ゴースト・プロトコル」)
難易度★★★★★
衝撃度★★★
危険度★★★★
4作目のクライマックスは、核起爆装置入りのブリーフケースを奪い合う、イーサンと敵ヘンドリクスとの立体駐車場でのバトル。高層仕様で、複数のリフトが昇降しているこの舞台で、トムは跳んだり落下したりのバトルを演じて見せる。立体的なアクションはアニメーター出身のブラッド・バード監督ならではだが、それを実演してしまうトムの力量!
8位:切っ先から3センチ! ナイフバトル(「M:I-2」)
難易度★★★★
衝撃度★★★★
危険度★★★★
2作目のクライマックスでの肉弾戦で、敵のナイフがイーサンの眼球に振るわれ、イーサンは寸前でそれを止める! この場面でトムはまばたきをせず、ナイフを見つめつつ、敵の手をつかんで反撃。考えてみて欲しい。撮影用の小道具とはいえ、切っ先が目に近づいてくる状況に耐えられるだろうか?撮影時、トムの眼球とナイフの距離はわずか3センチほどだったという。
7位:危険すぎる滑落! 高層ビルダイブ(「M:i:Ⅲ」)
難易度★★★★
衝撃度★★★★
危険度★★★★★
3作目でイーサンは、上海の高層ビルの屋上からワイヤーを付けて飛び降り、振り子の原理で反対側のビルに飛び移るという離れ業をやってのける。さすがに、これは現地での撮影は不可能。巨大セットが組まれ、そこで撮影が行われたが、実際に落下した距離は劇中で見るのとほとんど変わらない。とりわけ斜面を滑り落ちるアクションはスリリング!
6位:転倒寸前! 超高速バイクチェイス(「ローグ・ネイション」)
難易度★★★★
衝撃度★★★★
危険度★★★★★
トムは私生活でもオートバイを愛用しており、ライドはお手のものだが、5作目ではバイクで疾走するチェイスをみずから熱演。曲がりくねった山道で、猛スピードを出してイルサを追跡するイーサン。コーナーリングのたびに車体が豪快に斜めになるアングルにヒヤヒヤせずにいられない。ちなみに、トムは2作目でもバイク・スタントに挑戦している。