最愛の妻を救うため 清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく実在の人物を描いた『パッドマン 5億人の女性を救った男』(ソニー・ピクチャーズ配給)の2018年12月7日(金)日本公開が決まった。

「愛する妻を救いたい」その想いは、やがて全女性たちの救済に繋がっていく――

インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため 清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。日々研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は 村中の人から奇異な目で見られ 数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に。それでも諦めることなく 彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もありついに低コストで大量生産できる機械を発明、農村の女性たちに ナプキンだけでなく 彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――.

モデルになったムルガナンダム氏が10月に来日

画像: ムルガナンダム氏

ムルガナンダム氏

本作の実在のモデルとなったのはアルナーチャラム・ムルガナンダム氏。1962年南インド生まれの彼は、商用パッドの3分の1もの低コストで衛生的なパッドを製造できるパッド製作機の発明者。かつ女性たち自らがその機械を使いナプキンを女性たちに届けるシステムを開発した彼の活動は高く評価され、2014年「Time Magazine」が選ぶ、世界で最も影響力のある100人、にも選ばれたほか、2016年にはインド政府がから褒章パドマシュリも授与された。このインドに革命を起こしたムルガナンダム氏は10月下旬に来日が決まったそうだ。

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