オープニング作品はレディー・ガガの「アリー/スター誕生」
今年は六本木会場に加え、東京ミッドタウン日比谷、東京国際フォーラムでも開催されるTIFF。9月25日、虎ノ門ヒルズで今回の上映作品ラインナップや特集企画、審査員などが発表された。
ゲストでやってきたのはアンバサダーを務める女優・松岡茉優、またコンペ部門に出品される日本映画2作「半世界」の阪本順治監督、「愛がなんだ」の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集の湯浅政明監督。
コンペティションには他にも「アマンダ」(仏)「翳りゆく父」(ブラジル)「ザ・リバー」(カザフスタン=ポーランド=ノルウェー)「シレンズ・コール」(トルコ)「ホワイト・クロウ」(英)「堕ちた希望」(伊)などが上映される。審査員長はブリランテ・メンドーサ監督だ。
また映画祭オープニング作品はブラッドリー・クーパーが監督と主演を兼ね、レディー・ガガが映画初主演を務める「アリー/スター誕生」が選ばれ、GALAスクリーニングには東野圭吾原作の「人魚の眠る家」(堤幸彦監督、篠原涼子主演)、クロージングにはアニメ版三部作完結編「GODZILLA 星を喰う者」が上映される。
他にも日本公開前の最新作をいち早く上映する『特別招待作品』ではマイケル・ムーア監督の「華氏119」やエマ・ストーン主演の「女王陛下のお気に入り」などがラインナップされ、アジアの新鋭たちの作品を紹介する『アジアの未来』、各国映画祭で受賞した作品などをいち早く上映する『ワールド・フォーカス』、個性的な日本映画を初上映する『日本映画スプラッシュ』、日本の名作の数々が最新技術でスクリーンに甦る『日本映画クラシックス』、さらにイベント上映として『ミッドナイト・フィルム・フェス!』など多彩な特集上映、企画がもりだくさん。
その中で『アニメーション監督 湯浅政明の世界」も開催され、「マインドゲーム」「夜は短し歩けよ乙女」「DEVILMAN crybaby」などが紹介されるのも見どころ。トリビュート企画ではコメディ作品をピックアップ。「お熱いのがお好き」の4K版、「ホーム・アローン」「黄金狂時代」などクラシックが上映されるのも見逃せない。
チケットは「アリー/スター誕生」など一部作品が公式サイトにて9月26日~10月2日先行受付。一般発売は10月13日12:00より『アジアの未来』など、同16:00より『コンペティション』など、14日12:00より『ワールド・フォーカス』など、同16:00より『特別招待作品』などの上映作が部門別で販売開始となる。購入方法など詳しくは公式サイト(www.tiff-jp.net)まで。