ガーシュウィン兄弟の代表曲が散りばめられたアカデミー賞受賞映画に想を得る
ミュージカル『パリのアメリカ人』は、1952年にアカデミー賞を受賞し、“アメリカ音楽の魂”と称されるガーシュウィン兄弟の代表曲が散りばめられた同名映画「巴里のアメリカ人」(51)に想を得た作品。
ロイヤル・バレエ団アーティスティック・アソシエイトとして、『不思議の国のアリス』『冬物語』等、数多くのバレエ作品を手掛けるクリストファー・ウィールドンが振付/演出を担当し、2014年にパリ・シャトレ座で初演された。翌2015年にはブロードウェイ・パレス劇場に進出。同年のトニー賞で振付賞、編曲賞、装置デザイン賞、照明デザイン賞の4部門を獲得。2017年3月から2018年1月までは、ウェストエンド・ドミニオン劇場でも上演されている。その芸術性の高さには、ニューヨークタイムズやウォールストリートジャーナル等の一流紙も称賛の声を寄せている。
映画ファンにはおなじみのアカデミー賞受賞作「巴里のアメリカ人」は名匠ヴィンセント・ミネリが監督し、ジーン・ケリー、レスリー・キャロンが主演した傑作ミュージカル。兄アイラが作詞、弟ジョージが作曲したガーシュウィン兄弟の手による音楽が全編を包み、ケリーやキャロンによる華麗なダンスが観客を魅了した。
ミュージカルの舞台では、第二次世界大戦直後のパリを背景に、戦争で荒廃した街で、新たな人生を夢見る若者たち―、アメリカの退役軍人で画家を志すジェリー、同じくアメリカの退役軍人であり、パリで勉強中の作曲家アダム、ショーマンを目指すフランス人アンリ、そしてバレリーナのパリジェンヌ、リズ。彼らの愛や友情、そして夢を、ガーシュウィンの名曲やイマジネーション豊かなダンスで表現する。
上質で洗練された大人のためのミュージカル、劇団四季の『パリのアメリカ人』に是非期待したい。
ミュージカル『パリのアメリカ人』公演概要
公演期間
2019年1月20日(日)開幕
東急シアターオーブ 1月20日(日)~3月8日(金)
KAAT 神奈川芸術劇場<ホール> 3月19日(火)~8月11日(日・祝)
料金
東急シアターオーブ
S席11,880円/サイドS席11,880円/A席8,640円/B席6,480円/サイドB席6,480円/C席3,240円(「四季の会」会員S席10,800円/サイドS席10,800円
KAAT神奈川芸術劇場 <ホール>
S席11,880円/A席8,640円/サイドA席8,640円/B席6,480円/サイドB席6,480円/C席3,240円/サイドC席3,240円/サイドイス付立見席3,240円(「四季の会」会員S席10,800円)
発売
2019年5月31日(金)公演分まで発売中
予約方法
ネット予約 SHIKI ON-LINE TICKET http://489444.com
(24時間受付)
電話予約 劇団四季予約センター 0120-489444(午前10時~午後6時)
お問い合わせ 劇団四季 東京オフィス 03-5776-6730