『ラ・ラ・ランド』で世界を席巻したデイミアン・チャゼル監督×ライアン・ゴズリングの黄金コンビが待望の最新作『ファースト・マン』をひっさげて来日し、都内で行われた記念イベントに出席した。
画像1: 『ファースト・マン』
ライアン・ゴズリング×デイミアン・チャゼル監督
来日記念イベントに登壇!!

人類で初めて月面に降り立ったアポロ11号船長ニール・アームストロングの視点でその偉業を描いた今作。
チャゼル監督は「ジェイムズ・R・ハンセンが書いた原作『ファースト・マン ニール・アームストロングの人生』を読んだ時に、『セッション』(チャゼル監督作品)で問いかけたものの延長線にある物語だと感じたんです。それは、ゴールや目標を追求するうえで人はどのぐらいの代償を払うべきものなのかということであり、そのプロセスを考察するなかでその問いかけを更に掘り下げられるのではないかと考えました。月面着陸ほどの大きなゴールはないとも言えますから、このアイコン的なキャンバスをバックにこの問いを掘り下げてみたいと思いました。ですがライアンと一緒にリサーチをしたり準備などの作業を進めていくなかで、ゴールについての物語というよりもニール・アームストロングが何故こういうことが達成できたのかを描く作品を作ろうと気持ちが変わっていったんです。彼はきっと深い悲しみや喪失をすごく感じていたと思いますし、それこそが月に駆り立てたのではないかと。宇宙へのミッションと妻ジャネットとのエモーショナルなバランスを取ろうと思いましたし、それが私達を作品作りへと駆り立てていったように思います」

画像2: 『ファースト・マン』
ライアン・ゴズリング×デイミアン・チャゼル監督
来日記念イベントに登壇!!

ライアンはニール役へのオファーを受けたときの心境と役作りについてこう語った。
「偉業を成し遂げた人物を演じることは光栄に思ったのと同時にプレッシャーにも感じました。原作を読んで初めて妻ジャネットとの関係やミッションを成し遂げるまでにどれほどの大きな犠牲を払ったのか、深い悲しみや喪失感などがこの偉業の背景には起こっていたんだと知ったんです。その上で彼を演じるということは大きな挑戦になりました。幸運なことに、奥様のジャネットさんとお会いできたことやニールさんの生家である農場でニールさんの妹のジューンさんにもお会いしてお話ししたこと、NASAでニールさんと一緒に働いていた同僚の方も含めて様々な協力のおかげでしっかりと演じることができたように思います」

すると宇宙飛行士の山崎直子が登場し「宇宙船の古めかしいような機械の感じとか危険と隣り合わせの過酷な訓練のシーンと、ごく当たり前の日常生活のシーンとの対比がものすごくリアルに感じました」と、今作を観た感想を二人に伝えた。

画像3: 『ファースト・マン』
ライアン・ゴズリング×デイミアン・チャゼル監督
来日記念イベントに登壇!!
画像4: 『ファースト・マン』
ライアン・ゴズリング×デイミアン・チャゼル監督
来日記念イベントに登壇!!

更に株式会社ZOZO代表取締役社長で2023年の月旅行を宣言している前澤友作が登場すると、
「月を間近で見れるなんて嫉妬してしまいます」とつい本音を漏らしたチャゼル監督に対して、
ライアンは「撮影中はLEDで再現した美しい月を見たりして楽しかったのですが、やはりカットがかかって地球に帰るときが一番安心したんですよ(笑)。だから僕は月に行きたいとは思いません(笑)。ですが、実際に行かれた山崎さんやこれから月に行こうとされている前澤さんの勇気を称えたいです。僕は地上から陰ながら応援しています」とコメントし笑顔を見せた。

画像5: 『ファースト・マン』
ライアン・ゴズリング×デイミアン・チャゼル監督
来日記念イベントに登壇!!
画像6: 『ファースト・マン』
ライアン・ゴズリング×デイミアン・チャゼル監督
来日記念イベントに登壇!!

映画『ファースト・マン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。

画像: 『ファースト・マン』本予告映像 youtu.be

『ファースト・マン』本予告映像

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