愛する妻を救いたい――その想いはやがて、全女性たちの救済へ。クライマックスの演説シーンは感動と涙の渦!「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた人物の実話「パッドマン 5億人の女性を救った男」が12月7日公開!
愛する妻に、生理の時に安全で清潔な手当てをしてもらいたい一心で、安価なナプキンを製造できる機械を発明したインド人男性の感動の実話を映画化。
主演は「デリーに行こう!」のアクシャイ・クマールで、彼に関わる二人の女性に「ミルカ」のソーナム・カプールと演劇畑出身のラーディカー・アープテーが扮しているほか、インド映画界の重鎮アミターブ・バッチャンが本人役で顔を見せている。
監督・脚本は妻ガウリ・シンデーの監督作「マダム・イン・ニューヨーク」ではプロデューサーを務めていたR・バールキで、自身の監督作の日本公開はこれが初めてとなる。
北インドの田舎町。新婚のラクシュミ(クマール)は小さな工房を経営する発明家で、妻ガヤトリ(ラーディカー)のため新案の機械を作ったりしている。
そんな彼が一念発起したのは、妻が生理の時に衛生的でない汚ない布を使っていたからだ。市販のナプキンは高価すぎる。安価なものを自作しようと思い立ったラクシュミは様々な工夫を凝らすが仲々うまくいかない。周囲からは呆れられ、ヘンな男だと思われ、挙句に誤解から妻は実家に連れ戻されてしまった。
消沈するラクシュミ。だが諦められない彼は都会に出て研究を重ね、セルロースを素材についに自作のナプキンを成功させる。そしてパリー(ソーナム)という女性の協力でナプキンと機械の販売を始めるのだった。
「パッドマン 5億人の女性を救った男」12月7日公開
2018年度作品。2時間17分。インド映画。ソニー・ピクチャーズ配給