2016年1月10日にデヴィッド・ボウイがこの世を去ってからちょうど3年。そのボウイが生前ナレーションを担当していた、盟友であるギタリスト、ミック・ロンソンのドキュメンタリー映画『Beside Bowie:The Mick Ronson Story 』が『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』の邦題で2019年3月8日(金)、渋谷・シネクイントほか全国順次公開となることが決定した。
画像1: 史上最も“謙虚で誠実”な天才ギタリストの生涯に迫るドキュメンタリー映画が公開決定
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画像3: 史上最も“謙虚で誠実”な天才ギタリストの生涯に迫るドキュメンタリー映画が公開決定

「ベスト・ギタリスト」でエリック・クラプトンを抑えて2位を獲得

本作は、カート・コバーン(ニルヴァーナ)やジミ・ヘンドリックス、ナット・キング・コール、B.B.キングなどの音楽ドキュメンタリーを手掛けてきたジョン・ブルーワー監督の最新作。縁の下の力持ちのようにロック界を支えた天才ギタリスト、ミック・ロンソンの軌跡が描かれる。

デヴィッド・ボウイの名を世界に知らしめたアルバム「世界を売った男」(71)「ハンキー・ドリー」(71)「ジギー・スターダスト」(72)、そして全英チャート1位を記録した「アラジン・セイン」(73)とその大ヒット先行シングル「ジニー・ジーン」などなど。これらを築き上げたのがボウイの盟友であり、当時のボウイのバック・バンド、スパイダーズ・フロム・マースのギタリスト、ミック・ロンソンだ。

ボウイ提供の楽曲「すべての若き野郎ども」でキャリア最大のヒットを記録したバンド、モット・ザ・フープルにも一時在籍、他にもルー・リードやリッチ・キッズ、モリッシーらのアルバムをプロデュースするなど、ロック界を支え続けた。1974年CREAM誌における「ベスト・ギタリスト」でエリック・クラプトンを抑えて2位を獲得。2011年、ローリング・ストーン誌による「史上最も偉大な100人のギタリスト」で第41位に輝いている。

だが、数々の華やかなヒット作にもかかわらずミック・ロンソンは常に一歩引いたところに存在し、表舞台に出ることは無かった。そしてその豊かな才能に見合う賞賛を得ることなく1993年にこの世を去った。史上最も“謙虚で誠実”といわれたギタリストは果たしてどんな人生を送ったのか?

本作では、天才ギタリストの知られざる人生と、音楽界にもたらした多大な貢献が綴られる。そして物語は、世界中が熱狂した、92年の『フレディ・マーキュリー追悼コンサート』でのデヴィッド・ボウイとの共演へと繋がっていく。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リード、セックス・ピストルズのグレン・マトロック、そしてクイーンのロジャー・テイラーといったロック界の重鎮たちからの証言とミックの妻スージーが管理するアーカイヴ映像の数々も満載。貴重な映像に目が釘付けになること必至だ。

ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡
2019年3月8日(金) 渋谷・シネクイントほか全国公開
配給:パルコ
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