「ムーンライト」監督が70年代NYを舞台に描く感動の愛の物語「ビール・ストリートの恋人たち」が2019年2月22日(金)公開。第91回アカデミー賞3部門(助演女優賞・脚色賞・作曲賞)ノミネートの本作、早速映画館へ観に行こう!

アカデミー賞ノミネートで話題急上昇!

「ムーンライト」でアカデミー賞作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督が、公民権活動家としても有名な黒人作家ジェームズ・ボールドウィンの原作に惚れ込んで映画化したラブストーリー。1970年代ニューヨークを舞台に、無実の罪で投獄された黒人男性とその恋人の過酷な運命、深い愛を描く。

主演に抜擢されたのはこれが長編映画初出演のキキ・レイン。彼女を囲んで「栄光のランナー/1936ベルリン」のステファン・ジェームス、TV「アメリカン・クライム」のレジーナ・キングらが共演。ディエゴ・ルナデイヴ・フランコエド・スクレインペドロ・パスカルが脇を固めている。本年度アカデミー賞では助演女優賞(レジーナ)など3部門でノミネートされている。

70年代ニューヨークを舞台に描く感動の愛の物語

ストーリー

1970年代のハーレム。19歳のティッシュ(キキ)は幼馴染のファニー(ジェームズ)の子を身ごもるが、彼は無実の罪で収監中だ。面会室でファニーに報告した後、自宅で母シャロン(レジーナ)、父や姉に妊娠を告げるとみな祝福してくれた。

些細な出来事で白人警官(スクレーン)の恨みを買ったファニーが着せられた罪は強姦。白人の弁護士が頑張ってくれるが、被害者の女性は故郷プエルトリコに帰り、アリバイを証言してくれる友人も逮捕されて証言できない。

ティッシュの家族とファニーの父親の奔走で金を作り、シャロンがプエルトリコまで飛んで被害者に会うが、証言を訂正してくれそうもない。ティッシュの出産までにファニーの無実は証明できるのか……

主要キャラクター

警官の恨みを買い無実の罪で留置所へ
“ ファニー” アロンゾ・ハント(ステファン・ジェームス)

幼馴染だったティッシュと深い愛で結ばれた22歳の恋人。白人警官の恨みを買い、いわれなき強姦罪で逮捕される。面会室のガラス越しにティッシュに将来について語る。

幼馴染の恋人の子供を妊娠した19歳
ティッシュ・リヴァーズ(キキ・レイン)

最愛の恋人ファニーの子を身ごもるが、彼は無実の罪で逮捕され収監中。白人の弁護士に助けられながら、家族と共に何とかファニーの無実を証明しようと奔走している。

シャロン・リヴァーズ(レジーナ・キング)

ティッシュの母親。ファニーの無実を証明するためプエルトリコまで足を伸ばすが……

ペドロシート(ディエゴ・ルナ)

画像: 主要キャラクター

ファニーとティッシュを優しく見守るラテン系の親友。スペイン料理店で働いている。

注目1:ボールドウィン原作のアメリカでの映画化は初

画像: 注目1:ボールドウィン原作のアメリカでの映画化は初

黒人文学の巨人ボールドウィンの小説は度々映像化されてきたが、作品の権利を管理するボールドウィン・エステートの審査は厳しく、アメリカ人映画作家に許可が出されたのはこれが初めてとなる。

注目2:ジェンキンズにとっては5年越しの念願の企画

画像: 注目2:ジェンキンズにとっては5年越しの念願の企画

ジェンキンズが脚本を執筆したのは2013年。この夏、彼はベルギーのブリュッセルで「ムーンライト」の脚本を、ドイツのベルリンに移って本作の脚本を書き上げたが許可まで時間がかかったのだ。

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