2018年のサンダンス映画祭、サウス・バイ・サウスウエストで話題となったカーシー・クレモンズ主演最新作『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』が2019年6月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテにて公開が決定した。
元バンドマンの父とLAの医大を目指す娘に訪れる人生の決断
本作はニューヨーク、ブルックリンの海辺の小さな街、レッドフックを舞台に、元バンドマンの父と、LAの医大を目指す娘に訪れる、新たな一歩のための人生の決断を描くハートフル・ストーリー。
物語は、元ミュージシャンのフランク(ニック・オファーマン)が17年営んでいたレコードショップを閉めることを決断したところから始まる。シングルファーザーの彼には娘サム(カーシー・クレモンズ)がいる。成長したサムはLAの医大へ通う事が決まっていた。
ある夜フランクは、勉強中のサムの邪魔をして一緒に曲をレコーディングする。Spotifyにアップロードしたその曲は瞬く間に拡散され、たくさんの人の耳に届くことになる。
フランクにとっては急に未来の扉が開かれた気分になるが、サムには恋人(サッシャ・レイン)や進学など、向き合わなければならない人生の課題は山積みだ。夏は終わりに近づき、フランクもサムも決断を迫られる。二人が新たな人生に一歩踏み出すために。
ブルックリンの街並みを背景に描かれる、夢に向かって走り出す娘と、その背中を押す父との心温まるハートフルな物語は、昨年のサンダンス映画祭やSXSW映画祭で話題に。身体を動かしたくなるようなリズムが耳に残る極上のサウンドトラックも必聴だ。
ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた
2019年6月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにてロードショー
配給:カルチャヴィル
© 2018 Hearts Beat Loud LLC