フランスを代表する女優ナタリー・バイとその娘ローラ・スメット。フランスを代表する名女優の二人が、実際に母と娘の役を演じ話題を呼んでいる長編映画『田園の守り人たち』が、2019年7月6日(土)より岩波ホールほか全国で順次公開されることが決定した。
画像: フランスを代表する母娘女優が初共演『田園の守り人たち』公開決定

出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた三人の女たち

本作は第一次大戦下のフランスで、出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた三人の女たちの物語。監督は『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したグザヴィエ・ボーヴォワが務めている。

舞台は1915年、第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければならない。

オルタンスは若い働き手フランシーヌを雇い入れる。誠実な彼女は女主人の信頼を得て、家族同然に暮ら始める。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた慎ましやかなフランシーヌに惹かれてゆくが・・・。

ナタリー・バイ、ローラ・スメット母娘の初共演が今回実現し、また、本作で発掘された新星イリス・ブリーの演技も鮮烈な印象を残す。

撮影監督には名手キャロリーヌ・シャンプティエを起用。さらに音楽監督は惜しくも今年1月に逝去したミシェル・ルグラン。男たちの銃後を守る女たちの戦いと、寡黙な彼女たちの胸に渦巻く思いを静謐な田園風景の中に鮮やかに浮かび上げていく。

このたび公開決定とともにポスタービジュアルが解禁。ポスターでは農場を守る女性の強い生き様が、ミレーの絵画を思わせる印象的なビジュアルの中に表現されている。

画像: 出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた三人の女たち

田園の守り人たち
2019年7月6日(土)岩波ホールほか全国順次公開
配給:アルバトロス・フィルム
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