東ドイツの高校での2分間の黙祷が引き起こした事件を描く「僕たちは希望という名の列車に乗った」が2019年5月17日公開。

東ドイツの高校生たちの衝撃と感動の実話を映画化。

ベルリンの壁建設前夜、国家を敵に回し、重大な選択を迫られた東ドイツの高校生たちの衝撃と感動の実話を映画化。高校生たちが授業中に行なった2分間の黙祷が国家機関の目に留まり、政治的な弾圧へと発展していく。「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」のラース・クラウメ監督が、事件の当事者によるノンフィクションを脚色・監督した。

学生役にはドイツの新進俳優が起用され、それをロナルト・ツェアフェルト、フロリアン・ルーカスらベテランが囲む。

1956年、東ドイツの高校に通う19歳のテオ(レオナルド・シャイヒャー)とクルト(トム・グラメンツ)は西ベルリンの映画館でハンガリー動乱のニュース映画を目にし、後日クルトがクラスメートに呼びかけて二分間の黙祷を行なった。

だが社会主義国家である東ドイツでは、それは反逆行為と非難されるような行ないだった。やがて当局が調査に乗り出し、人民教育相から直々に首謀者を告げるよう宣告された生徒たちは、人生そのものに関わる重大な選択を迫られる。

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事件の当事者が書いた ノンフィクションが原作

本作の基になったのは東西冷戦下の高校で起きた衝撃的事件の当事者ディートリッヒ・ガルスカが書いたノンフィクション。原作者は2018年に他界したが、劇中のクルトに彼の実体験が反映されている。

「僕たちは希望という名の列車に乗った」
2019年5月17日公開

原題:静かな革命/ドイツ/2018年/1時間51分/アルバトロス・フィルム=クロックワークス
監督: ラース・クラウメ/出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、レナ・クレンク、ヨナス・ダスラー、ロ ナルト・ツェアフェルト、フロリアン・ルーカス
©Studiocanal GmbH. Julia Terjung

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