“死にたい小説家”が殺し屋に依頼したのは“自分の殺人”⁉
本作は「契約破棄」から始まるワケあり二人のWシチュエーション痛快エンターテインメント。主人公は、小説家を目指すも全く芽が出ず、人生に絶望し7回も自殺を試みたがいずれも失敗している青年ウィリアム(アナイリン・バーナード)。一方、長年殺し屋としてキャリアを積んできたレスリー(トム・ウィルキンソン)は、英国暗殺者組合の毎月の暗殺件数のノルマを達成できず引退に追い込まれていた。
ある日この二人は出会い、“死にたい小説家”ウィリアムは、“クビ寸前の殺し屋”レスリーに一週間以内に殺してもらう契約を結ぶ。これにて一件落着!と思いきや、ウィリアムの前にキュートな彼女が現れ、死にたい気持ちがなくなってしまう。最後に笑うのはどっちだ!?
このたび解禁された予告映像は、真っ暗な橋の上で、「生きる意味とは?」「生きる価値とは?」と深刻な様子の青年ウィリアムが橋から飛び降りようとすると、「死ぬのかね?」と老人のレスリーが話しかけるシーンから始まる。
浮かない顔で「殺してくれるの?」と問うウィリアムに、「期限は一週間。死ななきゃ返金する。」と不敵な笑みを浮かべるレスリー。こうして二人の契約は成立となり、これで無事人生が終わる!はずだった…。
しかし、一本の電話によって、ウィリアムの運命は180度逆転することになる。電話をかけてきたのは、ウィリアムの小説を出版したいという編集者エリー。「一緒に本を作らない?」という一言で、あんなに死にたがっていたウィリアムがまさかの、「やり残したことができたんで、契約を取り消したい」とレスリーに伝える。
その提案に、クビ寸前のレスリーはたちまち「くたばれ!(Fuck you!)」と銃を向ける。銃声と共に、お互いの人生をかけた<究極の追いかけっこ>がスタート!
逃げるウィリアムと追うレスリー。疾走感と爽快感が溢れる二人の追いかけっこはハプニング続出! ダメダメと手ぶりをするウィリアムを、銃を構えながらスコープで覗くレスリーは「いい死を(Have a good death.)」と決め台詞をはきながら仕留めようとするが、失敗!さらにウィリアムとエリーは、一緒に逃げるうちに急接近の予感…⁉
期限は一週間、果たして契約は成立するのか、それとも契約破棄となるのか!? 二人の結末も本作の見どころとなっている。二人の思惑が交差したとき、果たしてどんな結末がうまれるのか⁉
さらに予告と合わせビジュアルも解禁。黄色の背景に写るのは、ワケありな二人、ウィリアムとレスリー。こちらに目を向けるウィリアムと反して、銃を片手にウィリアムを狙うように見つめるレスリー。
そんな二人の間には意味深にインコが写っているが、このインコは何かのカギになるのかー⁉ 死にたい小説家(でもやり残したことが!)VSクビ寸前の殺し屋(ノルマまであと一人!)の文字からは、二人の正反対の焦りが伝わってくる。二人の関係性を存分に表したビジュアルが完成した。