アート市場の真実に迫るドキュメンタリー映画『アートのお値段』が2019年8月17日(土)に公開決定。あわせて日本版予告編が公開された。
空前のバブルに沸くアート市場の内幕に迫っていく
本作は『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』でアカデミー賞にノミネートされたナサニエル・カーン監督がアート市場に迫るドキュメンタリー。
2019年5月15日、ジェフ・クーンズの作品「ラビット」が、ニューヨークのクリスティーズでオークションに掛けられ、存命のアーティストとしての最高額100億円(9110万ドル)で売却されたニュースが世界を駆け巡った。なぜ、そんな価格でアートが売れるのか?
カーン監督は誰もが抱くそんな疑問を美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探っていく。
このたび本作の予告編が解禁。映像は話題のクーンズの作品「ラビット」が映し出されるところから始まり、空前のバブルに沸くアート業界の内幕に切り込んでいく。コレクターの『多くの人が値段は知っていても価値を知らないんだ』という印象的な発言も。
また9月に森アーツセンターギャラリーにて開催の「バスキア展 MADE IN JAPAN」で展示されることが決まっている、ZOZO社長の前澤友作氏が所有しているジャン=ミシェル・バスキアの「Untitled」がサザビーズで落札される瞬間の映像も収められている。
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アートのお値段
2019年8月17日(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開
配給:ユーロスペース