『新感染 ファイナル・エクスプレス』やNetflix制作のゾンビ時代劇「キングダム」の大ヒットなどで巻き起こる「Kゾンビブーム」の中、ゾンビで一獲千金を企む家族を描く異色のゾンビ映画が誕生する。
物語の主人公は、田舎の寂れたガソリンスタンドで暮らすパク一家。定職もなくその日暮らしの彼らは、突然現れたゾンビ(チョン・ガラム)に噛まれた父親マンドク(パク・イナン)が若返ったのを見て、一攫千金の<ゾンビビジネス>に乗り出す。
日和見主義の長男ジュンゴル(チョン・ジェヨン)と妊娠中の妻ナムジュ(オム・ジウォン)、口八丁の次男ミンゴル(キム・ナムギル)、芯の強い末娘ヘゴル(イ・スギョン)ら、適材適所の家族運営で若返りの依頼人も日々増加。ついにはガソリンスタンドの再建にも成功することに。
だが一見順調なビジネスの裏で、若返りを果たした人々に思わぬ副作用が勃発してしまう。そしてゾンビと化した人々が次々に道行く人を襲い、大群となってガソリンスタンドにも襲い掛かる……。
映画の編集マンとしてキャリアを積み、脚本も担当したイ・ミンジェ監督は「このシナリオが映画になったなんて信じられない!」とそのオリジナリティに太鼓判を押す。
キャストには韓国のオールスターが集結。『殺人者の記憶法』のキム・ナムギル、『さまよう刃』のチョン・ジェヨン、『ソウォン/願い』のオム・ジウォンら、主役級俳優達がクセの強い愛すべき田舎の家族を演じる。
一家の前に突如現れたイケメンゾンビ”チョンビ”に新星チョン・ガラム、チョンビをかわいがる末娘ヘゴルに『沈黙、愛』のイ・スギョン、ゾンビに噛まれる父マンドクには『怪しい彼女』のパク・イナン。古今東西のゾンビ映画への愛とオマージュをほとばしらせた入魂のゾンビ・クリエーションと迫力のパニックアクション、演技派役者陣の新境地が堪能できる。
今回解禁になった予告編では、一家の父マンドク(パク・イナン)が突然現れたゾンビ(チョン・ガラム)に噛まれてしまうシーンからスタートする。
マンドクが一晩にして若返ったことを知ったその日暮らしの一家は、ゾンビビジネスを開業。しかしこのビジネスが、やがて人々を大きなパニックに陥れることになる。
冴えない田舎の一家のコミカルなシーンからゾンビが大量発生するホラーシーン、彼らがゾンビに立ち向かうアクションなど、本編のエッセンスが凝縮された予告編だ。
同時に解禁となったポスタービジュアルは、「こんなゾンビ映画観たことない!?」のコピーと共に、銃を構える次男ミンゴル(キム・ナムギル)を上段に、中段にゾンビの“チョンビ”と家族、下段にはゾンビと化した人々が配置され、血しぶき踊るビジュアルが今にもゾンビVS一家の攻防が始まりそうな緊張感を煽っている。
ゾンビ映画の進化の歴史はこちらでチェック!
感染家族
2019年8月16日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー
配給:ファインフィルムズ
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