ワイスピらしさ全開のカー・アクション・シーン
ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ元FBI特別捜査官 ルーク・ホブス(ドウェーン・ジョンソン)と、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の男元MI6エージェント デッカード・ショウ(ジェーソン・ステイサム)というワイスピファンにはおなじみの2人を主役に迎えた新たな戦いの幕開け! ワイスピ史上最高のアクション✕かつてないスケール✕ハリウッド大注目の監督×豪華キャスト×超人気シリーズというスーパーコンボで、ワイスピの熱いドライブは止まらない!
今回到着したのは、ホブスとショウがそこにしか存在しないある特別な装置を入手する為、世界で一番危険な場所とされているブリクストンのアジトに忍び込む場面。目的の装置を手に入れたホブス&ショウ&ハッティの3人を、ブリクストンが変形自在のハイテクにカスタムされたバイク、2019年式のトライアンフ「スピードトリプル」で追いかけるワイスピ“ファミリー”には堪らない超ド派手なカーチェイスが繰り広げられる!周りでは次々と大爆発が起こり倒れた建物が迫りくるなか、火を噴き限界寸前の車を運転するショウは「そっちに乗せろ!そのまま走れ!」とホブスに合図を送ると、なんとホブスのトラックへ車ごと豪快にダイブ!
あまりにも規格外な移動手段と、涼しい表情を浮かべるショウに誰もが釘付けとなる“ワイスピ”らしさ全開のワンシーンに仕上がっている。続けて飛び乗って来たブリクストンを前にしても「俺が倒す」「いや、俺が倒す」「俺だ!」と、いがみ合いの止まらない水と油の関係の2人だが、果たしてシリーズ最強の敵ブリクストンを倒すことは出来るのか?
本作は、過去の『ワイスピ』シリーズと比べてもホブス&ショウを筆頭にしたクオリティの高いアクションシーンを思う存分楽しめるのが醍醐味のひとつ。1990年前半にスタントマンとしてキャリアをスタートさせ、スタントだけでなく、ジャン=クロード・ヴァン・ダムやブラッド・ピット、マット・デーモンのスタントダブルとしても活躍していたという特異な経歴を持つリーチ監督ならではの、アクションを捉え、臨場感を高めるカメラワークもまた見どころの一つだ。また、リーチ監督は、アクションもキャラクターを語るうえで物語と同じくらい重要であると言い、「ホブスはパワフルな肉体を持っていて、相手を持ち上げては部屋の向こうに投げていく。ショウは頭の回転が速く機敏で、勝つためには周りのものを何でも使う。それぞれにテンポや戦い方が全然違うからブリクストンの人並みはずれたパワーを打ち負かすには、ふたりのスタイルをひとつにしなければならないんだ」とホブス&ショウはもちろんのこと、今回初登場のハッティやブリクストンのそれぞれの個性を持つアクションで物語が構築され、ひとつにまとまっていくことを明かしている!
(C)Universal Pictures