“死にたい小説家”をシニカル萌えたっぷりな演技で好演
本作は“死にたい小説家”と“クビ寸前の殺し屋”が繰り広げるWシチュエーション痛快エンターテインメント。アナイリン・バーナードが演じているのは、小説家を目指すも全く芽が出ず、人生に絶望し7回も自殺を試みたがいずれも失敗している青年ウィリアムだ。
“死にたい小説家”ウィリアムは、“クビ寸前の殺し屋”レスリーに一週間以内に殺してもらう契約を結ぶ。これにて一件落着!と思いきや、ウィリアムの前にキュートな彼女が現れたことで事態は一変。ウィリアムは契約破棄を願うが、英国暗殺者組合の毎月の暗殺件数のノルマを達成できず引退に追い込まれていたレスリーはそう簡単に契約破棄させるわけにはいかない。最後に笑うのはどっちだ!?
このたび解禁されたのは、本作で“死にたい小説家”ウィリアムをシニカル萌えたっぷりな演技で好演している英国イケメン俳優アナイリン・バーナードのインタビュー映像。
過去にはクリストファー・ノーラン監督の大ヒットを記録した戦争映画『ダンケルク』(17)で、主人公トミーと行動を共にする謎の無口な青年ギブソンを演じた経験も持つバーナード。今後の待機作には、主演アンセル・エルゴートの友人役として出演するドナ・タートの世界的ベストセラー小説の映画化作品『The Goldfinch(原題)』や、女性初のノーベル賞受賞者として名高い物理学者キュリー夫人の伝記映画『Radioactive(原題)』などの話題作がある。
映像ではまず初めに本作の脚本で惹かれた部分を問われ、「ブラックコメディーは脚本が難しいけど、監督と脚本のトム・エドモンズは楽しみながら書いたと感じたんだ。とてもダークでウィットにも富んでいて、笑える瞬間だってある! 物語を語るのが上手なんだ。ウィリアムという複雑な主人公の役にも挑戦しようと思えた」と、脚本に対してもトム・エドモンズに対しても大絶賛の回答。
次に、英国誇りの名優にしてアナイリンの大先輩、本作でもう一人の主人公“クビ寸前の殺し屋”を演じたトム・ウィルキンソンについて「トムは精力的な人で、彼の人柄や役作りはとても勉強になったよ。この業界の経験が豊富だから、たくさん僕の意見を聞いてくれたんだ。イギリスの名優と共演して、動きを確認したり新たな表現を探したんだ!」と、名優との共演でアナイリン自身のレベルアップを示唆させた。
そして最後に、本作を観る観客に向けて、「真剣に物語と向き合って欲しい。同時にリラックスして楽しんでもらいたいね!本作を観て、笑ってくれたり、何かを考えるきっかけにしてくれたら嬉しいな」と、真剣な眼差しで率直な願いを語っている。
やっぱり契約破棄していいですか!?
2019年8月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
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配給:ショウゲート