この秋、日本が悪に染まる!!
DCコミックスが生み出すヴィランたちは、ジョーカーをはじめどこか狂気を孕んでいる輩が多い。例えば『バットマン』シリーズに登場するトゥーフェイスなどがその良い例。高潔な地方検事だったのに、化学製品の影響で顔の左側に傷跡を作り、以降は二重性に取りつかれた犯罪者に堕ちていく。
わざと犯罪に謎やパズルを入れ込むエドワード・ニグマこと“リドラー”は人格障害者だし、信頼していた博士に人体実験されて精神的に壊れてしまったポイズン・アイビーなど、どこか狂気に囚われてしまった人物ばかりだ。マーベルのヴィランはサノスが代表するように話は通じる輩が多いが、DCの場合はみんなブッ飛んでいるから真っ当な会話なんて無理。
でもだからこそ、そのカッ飛び感覚が魅力的でもあり、そんなヴィランたちが集合した「スーサイド・スクワッド」は観る者をワクワクさせた。頼まれた仕事を遂行し、犠牲者を最小限に留めることにまい進する狙撃の名手で暗殺者のデッドショット、空気を読まないキャプテン・ブーメランなど、どのキャラもイカれてて個性的だ。ジェームズ・ガンが手がける新生『スーサイド・スクワッド』でも、魅力的な悪役が登場するに違いない。
アーサー・フレック
「ジョーカー」
母から「どんな時も笑顔で、そして人々を楽しませなさい」と言われて生きてきたアーサー・フレック。そんな彼が世間の波を受けて次第に狂気を帯びヴィランへと変貌していく様はまさに恐怖。人間の闇を象徴する悪役だ。
「ジョーカー」2019年10月4日公開
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© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &
© DC Comics
ペンギン(オズワルド・コブルポット)
「バットマンリターンズ」
名門コブルポット家の長男として誕生しながら、手に水かきのついた異形の姿で生まれたがために赤ん坊の時に川に流され、ヴィラン“ペンギン”となったコブルポット。愛を得られず屈折した彼の起こす悪行は悲哀が滲む。
「バットマン リターンズ」
発売中/ WBHE
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レックス・ルーサー
「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」
世界で最も優秀な頭脳を持つレックス・ルーサー。その優れた能力を使い、脅迫や賄賂、殺人なども戦略的に用いて財界の帝国を築いた。崇拝されることを喜びと感じ、目的のためには手段を選ばないその姿は悪中の悪だ!!
「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」
発売中/ WBHE
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