大ヒットしてるだけじゃない、本当に見るべき作品だからすごいのだ
バットマンの宿敵ジョーカーはこうして生まれた、とか、そこあんまり考えなくていい。社会の最下層にあった弱者たる一人の青年が、踏みにじられ、傷つけられ、絶望の底に落とされ、その挙句にぐるっと反転して史上最凶の悪のカリスマとして生まれ変わる。
これは哀しい映画なのか、これは恐ろしい映画なのか。あなたはどう捉えるのか。
可であれ否であれ、このような映画に興味を持って、映画館に足を運んでいる、という状況がとても嬉しい。その結果がこの数字。
●公開12日間(10/4~15)で動員数1,415,587人、興行収入2,086,726,500円と早くも20億円を突破!
●これまでの日本でのDC映画の興行収入記録『ダークナイトライジング』(最終興収19.8億/2012年)、コアファンのリピーターが多かった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(同18.1億/2015年)の最終興行収入を公開後11日目で超えた。
●週末ランキングで2週連続のNo.1を記録。日本においてアメコミ映画が2週連続No.1になるのは、『アメイジング・スパイダーマン』以来、なんと7年ぶり!
●3連休の週末は10/12(土)、13(日)と台風による荒天で閉館する映画館が相次ぐ中、連休最終日の10/14(祝)は初週末の日曜日(10/6(日))の興収対比94.41%と、2週目にも関わらず1週目から落ちのない興行となった。
映画の枠を超えて社会現象となっている本作。いろんな意味でぜひ一見をおススメしたい。
『ジョーカー』
ワーナー・ブラザース映画配給
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C) DC Comics