映画の未来を変える、とも言われている映像革命映画「ジェミニマン」。この映画を作ることができたのは、世界最高のフィルムメーカーたちがガッチリと手を組んだから。ヒットメーカーのジェリー・ブラッカイマー、アカデミー賞監督アン・リー、そして超一流エンターテイナー、ウィル・スミス。奇跡の映画はどうやって作られたのか!? 大物3人が語り尽くした貴重なトークをお届けします。

ウィル・スミス
1968年生まれ。1992年に俳優デビュー。「バッドボーイズ」(1995)でブレークし、以来「インデペンデンス・デイ」(1996)「メン・イン・ブラック」シリーズ(1997~)など大ヒット作を連発。最近では「アラジン」(2019)に出演。

アン・リー
1954年台湾生まれ。「グリーン・デスティニー」(2000)でアカデミー賞外国語映画賞受賞。アメリカに渡り「ブロークバック・マウンテン」(2005)「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(2012)で同監督賞を受賞。

ジェリー・ブラッカイマー
1945年生まれ。「トップガン」(1986)など1980年代からハリウッド最高のヒットメーカーとして活躍する名プロデューサー。代表作は「アルマゲドン」(1998)「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ(2003~)など。

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若き日の僕は100%デジタルなんだ(ウィル・スミス)

「ジェミニマン」は間違いなく映画の世界に一大革命をもたらす作品だ。これまで誰も経験したことのない前人未到の領域への挑戦。このチャレンジに名乗りを上げたのが、製作者ジェリー・ブラッカイマー、アン・リー監督、そして人気俳優ウィル・スミスの3人だ。

ハリウッド映画ファンでジェリー・ブラッカイマーの作品を見たことのない人はいないはず。「パイレーツ・オブ・カリビアン」をはじめとするハリウッド最高峰のヒットメーカーだ。一方アン・リー監督といえば「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で二度のアカデミー賞監督賞に輝く巨匠。そしてハリウッドのトップスターの中でも抜群の人気を誇るウィル・スミス。

彼らに共通しているのは、チャレンジを恐れないということ。新しいテクノロジーを使いこなすためには当然、新しい撮影方法、新しい演技方法が要求される。一体彼らはどのような情熱をもってこの映画に挑んだのか。映画ファンなら絶対に聞き逃せない貴重なトークだ。

──今回新しく使われたテクノロジーについて話していただけますか?

アン・リー
『そこはしっかり言っておきたいところだね。これは俳優を若く見せているのではない。CGを使って、何もないところから若いウィル・スミスを作ったんだ』

ウィル・スミス
『今作のすごいところは、若い僕は今の僕の映像を加工したものではないこと。100%デジタルなんだ。「ライオン・キング」のライオンと同じ、完全なCGなんだよ』

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