亡くなった父親の遺言により“通夜ぶるまい”として母親が作った目玉焼きをきっかけに、家族が昔の思い出を振り返っていく様子を描いた映画『最初の晩餐』。
今作で主人公の東麟太郎を演じた染谷将太のインタビューをお届けする。

ーー話は変わりますが、先日、窪塚さんに「染谷さん、永瀬さんと再び共演するとしたらどんな内容がいいですか?」と伺ったところ「3人とも職人で、突然“超悪い奴モードになるっていうの面白そう」とおっしゃっていました。染谷さんは何かご希望はありますか?

「さすが窪塚さん! 凄く面白そうなアイデアですね(笑)。それを元に考えるとするならば……僕は寿司が好きなので、寿司職人3人が超悪人になって暴れるタランティーノっぽい映画というのはどうでしょうか?(笑)」

ーー観てみたいです!! どなたか企画書を…。

「お願いします(笑)」

Photo by Tsukasa Kubota

ーー最近気になっている、もしくは注目している俳優はいますか?

「「ストレンジャー・シングス」の少年少女達を演じていた俳優陣は凄く気になります。彼らが今後どんな風にエンタメ界で育っていくのか楽しみです」

ーー大作系ですと、ミリー・ボビー・ブラウンさんは『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、フィン・ヴォルフハルトくんは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』と『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』に出演していたり、他にも皆さん様々な作品で活躍されていますしね。

「そうですよね。これから20代、30代、40代と年齢を重ねるにつれてどういった形のアイコンになっていくのか楽しみです。ストリーミング系の作品で注目された若い世代のスターはこれまでいなかったように思うので、これから彼らがどんな活躍をしていくのか注目していきたいです」

画像3: Photo by Tsukasa Kubota

Photo by Tsukasa Kubota

ヘアメイク:AMANO
スタイリスト:清水奈緒美

(インタビュアー・文/奥村百恵)

画像4: “根は凄く良い人だけど何かが漏れ出てしまっている” そういう部分を意識して演じていました

<STORY>
久しぶりに故郷に帰ってきた東麟太郎(染谷将太)は病室で亡き父・日登志(永瀬正敏)と対面し、葬儀の準備をしながら、ありし日の家族を思い出す。通夜の準備が進む実家の縁側で、麟太郎がつまらなそうにタバコを吸っていると、居間ではちょっとした騒動が起きていた。通夜ぶるまいの弁当を、母・アキコ(斉藤由貴)が勝手にキャンセルしていたのだ。なにもないテーブルを見つめて戸惑う親戚たち。日登志の遺言だからと料理を作るアキコ。やがて最初の料理が運ばれてくると、通夜の席はまたざわつき出した。アキコが運んできた料理は目玉焼きだった…。

『最初の晩餐』
11月1日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:染谷将太 戸田恵梨香 窪塚洋介 
   斉藤由貴 永瀬正敏/森七菜 楽駆ほか
監督・脚本・編集:常盤司郎
配給:KADOKAWA 
©2019「最初の晩餐」製作委員会

画像: 映画『最初の晩餐』予告編 youtu.be

映画『最初の晩餐』予告編

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