幻のカルトムービーがついにDVD化!
パワーショベルvs殺人ブルドーザーの重機対決が実現!
劇場未公開・テレビ放映のみ・未ソフト化という三拍子が揃った世紀の珍品・怪作『殺人ブルドーザー』が2020年2月12日(水)に国内初DVD化されることが決定!
6人の作業員が整地作業に勤しむ大西洋の孤島に、宇宙から飛来した隕石が落下。隕石に宿る未知の生命体が青白く光り、接触したブルドーザーに乗り移って、無人ブルドーザーとして作業員たちに攻撃を始めた!孤立無援のなか、次々と死んでいく作業員たち。残された2人は最後の手段として重機で対抗することを決意。パワーショベルvs殺人ブルドーザーの死闘へ……という機動性の低い重機同士のガチンコ対決アクションが炸裂する希少な一篇。
人気SF作家セオドア・スタージョンの原作を、スティーヴン・スピルバーグのデビュー作『激突!』(1971)を手掛けたユニバーサル・テレビジョンが製作したテレビムービー。監督は『レンタ・コップ』(1987)のジェリー・ロンドンが務めた。初放映当時は本国アメリカで酷評の嵐。その後も映画評論家たちの間でネガティブなレビューが吹き荒れ、5点満点中0.5点、10点満点中0点をつける者も。あまりに陳腐で異様な設定とゆったりとしたペースで多くの評論家を呆れさせるが、唯一無二な世界観と様子のおかしい展開が視聴者に支持され、マーベル・コミックで漫画化されるなど次第に存在感を増し、今ではカルト・クラシックとして世界的に知名度を誇るまでになった。
この作品が作られたこと自体の衝撃、さらに原作まで存在したという恐るべき事実は、製作から40年以上の時を経ても多くの人々の興味を惹きつけている。2000年代にアメリカ・コロラド州で起きたブルドーザーによる悲惨な街破壊事件は本作のタイトルから引用され“キルドーザー事件”と呼ばれ、また原題そのままのKILLDOZERというポスト・ハードコア/ノイズバンドも存在した。日本では1976年1月、NET(現:テレビ朝日)の土曜映画劇場にてお正月のゴールデンタイムに初放映、以後様々なテレビ局で放映され、『落下イン石の謎/キルドーザー・孤島の殺人機械』という別タイトルでも放映された。今回のDVD化は国内初ソフト化。テレビ放送版日本語吹替音声とともに字幕版も収録される。
「殺人ブルドーザー」2020年2月12日(水)発売
DVD|KIBF-1691|¥3,800+税|発売・販売:キングレコード
本編約74分|1974年|アメリカ映画|74分|カラー|原題:KILLDOZER
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