前作「007 スペクター」から5年。ついにシリーズ最新作でダニエル・クレイグ主演の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が2020年に公開される。コメントが到着したのでご紹介しよう!

ボンドが語る最新作「007」とは?

記念すべきシリーズ第25作となる本作は、MI5を引退し、ジャマイカで暮らしていたジェームズ・ボンドが、旧友フェリックス・ライターの依頼で、ある事件に関わったことから想像以上に危険なミッションをくり広げることになるという。

再度ボンド役を務めるのか、決定するまでファンをやきもきさせたダニエル・クレイグは、『僕自身、子供の頃から「007」シリーズは家族と一緒に見てきた大好きな作品だ』とことわりを入れてから、『原作者のイーアン・フレミングが生み出したキャラクターや設定が作り込まれていて、そうしたことや舞台設定も映画にはしっかりと反映されている。

長年このシリーズが、俳優を変えながらも愛されてきた理由は、そうした一貫性が保たれていることなんだろうね』と自身5作目となる007のシリーズが長寿となった理由を分析。

イタリア・ロケ中のケリー・フクナガ監督、レア・セドゥ、ダニエル・クレイグ

ニュースによればジャマイカでロケ撮影中に脚を負傷し、一時休養して手術をするアクシデントに見舞われたが、早速再トレーニングを開始して現場に復帰する姿を公式ツイッターで披露。公開日を延期することなくロケを終了したクレイグの本気度は間違いない。

さらに今回悪役を演じるのが「ボヘミアン・ラプソディ」でオスカー主演男優賞を受賞したばかりのラミ・マレックというのも話題。彼がどんなヴィランを演じるのかも注目。『今回のミッションはミスター・ボンドにとって決して簡単に乗り越えられるものではないと言っておこう』と意味深発言も。

他にもレギュラーのレイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、さらに新キャストとしてアナ・デ・アルマス、ラシャーナ・リンチ、再登場するレア・セドゥ、ジェフリー・ライトといった豪華スターが共演する本作を監督するのは、シリーズ初となる日系のケリー・フクナガ。

『僕にとってはダニエルが一番お気に入りのボンドなんだ。これまでで最高の007映画を作って、彼に有終の美を飾らせたい』と宣言。そう、これはクレーグにとって最後のボンド役になる。そんなクレイグは最もお気に入りのボンドガールは?という質問に、『アストン・マーティンDB5だよ(笑)』と答える余裕を見せている。どんな傑作が完成するのか、公開が楽しみだ。

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
2020年4月公開
監督:ケリー・フクナガ/出演:ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レイフ・ファインズ、レア・セドゥ
東宝東和配給

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