“ワンハリ”が100倍楽しめる！「ワンハリ・カルチャー・ガイド100」PART2（No.27-50）

44：ブルース・リー

伝説的アクションスター。香港で育ち、渡米後、『グリーン・ホーネット』（66～67）のカトー役で人気に。シャロン・テート出演作「サイレンサー第４弾　破壊部隊」（68）では武術指導を担当。本作に登場するのは、初主演映画「ドラゴン危機一発」（71）以前の姿。

45：カシアス・クレイ

ボクシング世界チャンピオン、モハメド・アリの本名。1964年、ソニー・リストンに勝って世界ヘビー級王者になった後、リングネームを“モハメド・アリ”に改めた。劇中でブルース・リーがリスペクトするリストン、ジョー・ルイスを含めた3人は、すべて黒人の世界王者。

46：ジム・モリソン

ロックバンド“ザ・ドアーズ”のヴォーカリスト。1967年にザ・ドアーズとしてデビューし、『ハートに火をつけて』『ジ・エンド』などのヒット曲を送り出した。そのヘアメイクを手掛けたのがジェイ・セブリングで、彼に向けたシャロンのせりふに登場する。

47：テリー・メルチャー

音楽プロデューサーで、ポランスキー邸の前の住人。ポランスキー邸を訪れたチャールズ・マンソンのせりふに登場するが、実際にマンソンと交流があった。「知りすぎていた男」（56）などで知られる女優ドリス・デイの息子。

48：デニス・ウィルソン

ロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズが1961年に結成された当時のメンバー。チャールズ・マンソンのせりふに登場するが、2人は一時、親しい関係にあり、ビーチ・ボーイズの「Never Learn Not ToLove」は、マンソンが作った「Cease To Exist」を元にしている。

49：キャンディス・バーゲン

アメリカの女優。当時は「砲艦サンパブロ」（66）、「パリのめぐり逢い」（67）などで活躍していた頃。テリー・メルチャーの恋人で、ジェイがマンソンに向かって言うせりふに登場する。後に映画監督のルイ・マルと結婚した。

50：サンタモニカの週末

ポランスキー邸内にポスターが貼られたシャロン・テート出演作（原題「DON'T MAKEWAVES」）。トニー・カーティス＆クラウディア・カルディナーレ共演で、ビーチを舞台に繰り広げられるお色気たっぷりのコメディ。シャロンは水着姿を披露。

▶PART3はNo.51～75までのキーワードを徹底解説します！お楽しみに！

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