先住民と邪悪な土地の謎、破滅の一途を辿る特別映像
ベストセラー作家スティーヴン・キングが、自身の原体験からインスパイアされ、1983年執筆当時あまりの恐ろしさに出版を暫く見送った、悲しき“禁忌”ホラー『ペット・セメタリー』がついに日本に上陸!“最高のスティーヴン・キング映画の1つ”とも評された本作には、主演の父親ルイス役に『猿の惑星:新世紀』のジェーソン・クラーク、その妻レイチェル役に『エイリアン:コヴェナント』のエーミー・サイメッツ、一家の隣人ジャド役に『インターステラー』の名優ジョン・リスゴーが名を連ね、そして娘エリー役で新鋭ジェテ・ローレンスが怪演を見せる。
本作は、田舎へ引っ越してきた家族が、新居の裏にある謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”と奥深くにある邪悪な森の土地によって破滅の一途を辿ることとなる衝撃の”禁忌”ホラー。今回解禁された特別映像では不気味なお面を被った子供たちが墓を練り歩く奇怪さや、先住民が森に残した謎の印、本に記された“ウェンディゴ”という悪霊の存在から、闇の奥深くに森が生きているような得体の知れない恐怖が漂い、まさに不吉な日・13日の金曜日に相応しい映像だ。
そして娘を失い悲しみに暮れる父・ルイス(クラーク)に、隣人のジャド(リスゴー)は、「あの土地は、死者を生き返らせる」と明かし、森の中へ足を踏み入れる二人。禁忌に触れてしまったルイスたちの元には、想像を絶する恐怖の代償と破滅の一途が待ち受ける!
本作のメガホンをとったケヴィン・コルシュ監督&デニス・ウィドマイヤー監督はどちらもスティーヴン・キングの熱狂的な大ファンであり、10代の頃に小説版を読んだデニスは「非常に人間らしい要素を取り上げている。家族を守るために思いも寄らないことを犯してしまうことで、全てが始まる。読み進めたら危険な本だと感じたが、想像通り、長い間頭から離れなかった」と語っており、ケヴィンも「S・キング史上最恐の作品が『ペット・セメタリー』だ」と、この作品が秘める脅威を力説。
『キャリー』(76)や『シャイニング』(80)を抑えて、キング映画の中で当時最高の興収を上げた前作だが、原作とファンの気持ちを深く理解したケヴィン&デニスが描くリメイク版の本作では、原作や前作で中心になっていた一家の息子の弟ではなく、姉を話の中心に置き、生き返らせたことで、より一層「家族」と「死」というテーマが深掘りされており、全米公開後”最高のスティーヴン・キング映画の1つ”とも評されているようだ。
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