『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』など実在した市井のヒーローを描いてきたクリント・イーストウッドが新たに手掛けた実話を基にした新作『リチャード・ジュエル』。アカデミー賞®最有力作品として注目を集めている本作の30秒予告が完成した。

爆弾犯にされた男と無謀な弁護士が反撃開始!

リチャード・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーは、ナショナル・ボード・オブ・レビュー(NVOR)で《ブレイクスルー演技賞》を受賞。FBIの捜査と実名報道を続けるメディアに異を唱え、リチャードと共に巨大権力に立ち向かう無謀な弁護士ワトソンには『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサム・ロックウェル。そして、母ボビを熱演したキャシー・ベイツが、NVORに続きゴールデン・グローブ賞《助演女優賞》にノミネートされるなど、本作はアカデミー賞®最有力作品として注目を集めている。

今回解禁された予告の内容は……
1996年、アトランタ爆破事件。リチャード・ジュエルは、第一発見者として数多く人々を救った英雄として報道される。だが、事件からわずか3日後、事件の第一容疑者として実名報道されたことで状況は一転、爆弾犯の汚名を着せられる。情報は瞬く間に拡散し、メディアによる連日の報道によって、リチャードは名誉だけではなくプライバシーまでをも奪われてしまう。
そんな時、リチャードの潔白を信じる世界一無謀な弁護士ワトソンが立ち上がる。まるで犯人のように報道されているリチャードに、このままでは「死刑にされてしまう」と警告するワトソンは、「彼の人生を潰す気か」と吠える。だが、ふたりの前に立ちはだかるのは、国家の威信をかけて爆弾犯の早期逮捕を急ぐFBI、スクープという獲物に容赦なく襲いかかる“メディアリンチ”の罠だった!
今、爆破事件の容疑者とされたリチャードと潔白を信じるワトソンが、巨大権力に向かって反撃を開始する。

画像: 映画『リチャード・ジュエル』30秒予告 2020年1月17日(金)公開 youtu.be

映画『リチャード・ジュエル』30秒予告 2020年1月17日(金)公開

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監督は、2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッド。『アメリカン・スナイパー』を超える緊迫感と共に、“知られざる真相”への興味と感心を絶えず刺激し続けながら、心優しい男が、なぜ全国民の敵となってしまったのか?を追うサスペンスドラマとして描き出す。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会。誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。この他人事ではない実話を通じて、クリント・イーストウッドが時代に警鐘を鳴らす。

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