“映画史上最低の映画”として世界中に知られる<キング・オブ・サイテー映画>『プラン9・フロム・アウタースペース』が製作から60年、“総天然色版”として、2020年1月11日(土)より日本公開。このたび予告編が完成した。
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画像1: 史上最低の映画として名高い“キング・オブ・サイテー映画”の爆笑予告が完成
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すべてがヒド過ぎて、こんなに面白く、愛おしい。

“映画史上最低の映画監督”として名高い、エド・ウッドことエドワード・D・ウッド・Jr自身が、「これぞ私の誇りと喜び」と語った彼の代表作にして最高傑作であり、“映画史上最低の映画”として世界中に知られる<キング・オブ・サイテー映画>『プラン9・フロム・アウタースペース』。

物語はアメリカの各地で空飛ぶ円盤が目撃されるところから始まる。それは、軍拡競争で自滅の道をたどる人間たちに警告するために外宇宙からやってきた宇宙人の乗った円盤だった。

宇宙人は合衆国政府にコンタクトを試みるが、軍上層部は平和のメッセージが理解できずに拒絶、逆に円盤を攻撃してしまう。宇宙人は仕方なく、墓場に眠る死者を蘇らせて人間を驚かせ、地球を征服する<第9計画>を発動する…。

とてつもなくバカバカしく、説得力皆無の珍妙なストーリー、大仰で意味不明なセリフの数々、台本棒読みのダイコン演技、ダサい衣装と学芸会のようなセット、そして哀しいくらいにチープすぎる特撮…、芸術的凡庸さのスペクタクルに、バカと間抜けのオンパレード! すべてがヒド過ぎて、こんなに面白く、愛おしい。

ティム・バートン監督の『エド・ウッド』(94)でも、その誕生過程が笑いと涙で描かれた本作が製作から60年、HDカラライズドによる鮮やかな<総天然色版>と、エド・ウッドが意図した<ビスタサイズ>で日本初上陸!

このたび、シュトラウスの名曲「ツァラトゥストラはかく語りき」に乗せて本作の、映画愛と哀愁に満ちた驚異の見せ場の数々を紹介する予告編が完成した。

また、公開に際し、シネマカリテではサイテー映画のすべてを知り尽くしたスペシャリストたちによるトークショーの開催も決定。初日の1/11(土)は「皆殺し映画通信」など、サイテー映画評論をライフワークのひとつとする映画評論家、特殊翻訳家の柳下毅一郎。1/12(日)は本作の大ファンである「高橋ヨシキのシネマストリップ」などでおなじみの映画ライター、アートディレクターの高橋ヨシキ。1/18(土)は最新作『ロバマン』も話題の“日本バカ映画の巨匠”映画監督の河崎実。本作の配給宣伝プロデューサーである江戸木純の司会で連日熱いトークが繰り広げらる。

『プラン9・フロム・アウタースペース』総天然色版
2020年1月11日(土)より、シネマカリテにてロードショー
配給:エデン
©Legend films.

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