よしひろまさみち
イケメンウォッチャー。本誌連載『脇役なしでは生きられないッ!』をはじめ、日本テレビ系「スッキリ」など各媒体で活躍中。
本題の前に…
(特に)よしひろ激推し!輝きそうな3人のオトコ
作品ごとに異なる 演技にクラクラっ!
アダム・ドライバー
もうね、何作あるんだ?っていうくらい公開作が 控えてる。しかも見せられる芝居が全部違うの!
Photo by Theo Wargo/Getty Images for IFP
トワイライト以来の ロブブーム再び...!
ロバート・パティンソン
新作が目白押しだし、バットマンも決まったじゃ ない? ようやくロブの第二章が始まるわよー!
Photo by David Livingston/Getty Images
スピルバーグのもとで さらに飛躍の予感!
アンセル・エルゴート
『ウエスト・サイド・ストーリー』超楽しみ。“ベイ ビー・ドライバーの子”、実は歌えるんですっ!
Photo by Theo Wargo/Getty Images for IFP
ここから本題!
賞レースなオトコたち
まずアカデミー賞に絡みそうなところだと2019年の話題をかっさらった『ジョーカー』のホアキン・フェニックス。公開前は、これが日本でヒットしたら病んでる、って思ってたけど、まさかの興収億円超......やっぱ病んでるわね、日本。ホアキンは取材ギライなのに今回は本気出して取材受けまくり。ルーニー・マーラとの関係が順調だから、精神的に安定してるのかも。
『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバーもスゴイ。橋田壽賀子先生ばりの長台詞が多いんだけど、よくやったなー!って印象。彼はポテンシャルがすごいけれど、なかなか表に出てこない。ようやく出てきた舞台挨拶でも“いやいや、俺はいいからさ”って譲っちゃうのよ。でもファンサービスではニッコニコ(笑)!パブリックコメントがない分、神格化されてる。あんまり消費されてもかわいそうだから、このままいってほしいわね。
『黒い司法 0%からの奇跡』のマイケル・B・ジョーダンも候補に入りそう。作品はいいし実話ものだし、オスカーの条件はそろってる。あとは『アイリッシュマン』で驚異の顔芸披露のジョー・ペシとか。でもなんだかんだホアキンに恩情であげそうな気もするわ。なんといってもアカデミー会員の最多は俳優ですから。
ブリティッシュなオトコたち
英国俳優はね、芝居の幅の広さが強み。大作出て舞台出て、インディペンデント映画出て......ってもう意味不明な活躍(笑)。だからこそ常に磨かれていくんでしょうけど。『1917 命をかけた伝令』はコリン・ファースにベネディクト・カンバーバッチとキャストバリューが異常に高い。手堅いサム・メンデス監督だしね。
『カレント・ウォー』(原題)はカンバーバッチ大活躍! ライバルの発明家テスラを演じたニコラス・ホールトも注目よ。
ダニエル・クレイグは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はもちろんだけど、探偵を演じた『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』が激推し!ダニクレがというより、出演者みんな目立ってるんだけどね。たぶん彼、007以外でシリーズ化できそうなものを探してる気がする(笑)。
そして何と言っても“あたしのジェームズ・コーデン”が『キャッツ』で頑張ってるの〜!コーデンは歌えて踊れて演技もできるおデブ。もう最高じゃない?ファーストルックはキショくてドンビキだったけど、全世界8000万人のファンが見ないで批判するわけない。まず一度は見に行くはずよ!
コーデンもそうだけどイギリスの俳優って本当に器用よね。アメリカ人の役を演じる時はアメリカ英語をしゃべる人が多い。『フォード vs フェラーリ』のクリスチャン・ベールも役ではアメリカ英語、プレミアではイギリス英語で話してたの。そこで彼がイギリス人だってことを思い出したくらい。忘れちゃいけないのが、ロバート・パティンソン。
トワイライトのイメージが強いけど、バットマンやクリストファー・ノーラン監督のスパイ映画『テネット』(原題)、トロントで満席だったウィレム・デフォー共演の灯台守映画『ザ・ライトハウス』(原題)、これはモノクロでしかも製作は“A24”。来年はロブの年になるわね!
アメリカ〜ンなオトコたち
ミュージカル好きとしては『ウエスト・サイド・ストーリー』(原題)も超楽しみ。主演のアンセル・エルゴートはブレークしそうであと一歩ってところだったけど、これでようやく“ベイビー・ドライバー”って呼ばれなくなるはず!最近アメリカの若手俳優があんまり元気ないので、アンセル君みたいに牽引する人が出てきてほしいよね。
夏にはトム・クルーズの『トップガン マーヴェリック』もあるわね。でも前作を知っている人が少ないからさ、あたしたち世代=(団塊Jr)が支えるしかない。『ターミネーター ニュー・フェイト』も日本だけ妙にヒットしたじゃない?
1980年代が通用するのは日本だけ。ほかの国は新しいスターに人気のアップデートができてるんだもん。最たる例が『バットボーイズ フォー・ライフ』。もうドンズバ!40代向けコンテンツ多すぎ。どんだけあたしたち世代、ATMよ〜!(泣)
個人的に気になるオトコたち
ティモシー・シャラメは2020年は試される年になりそう。2019年は公開作こそ多かったけど全部お蔵出しだからね。彼は過去作見ても演技がうまいし華がある。あとは次どう出るかよね。
シアーシャ・ローナンとは相性がよさそうだから『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は楽しみ。もちろん『デューン』(原題)も期待していますよ!でもあの顔でニューヨーカーだもんね〜。ヨーロッパの貴族みたいなのに。
マーベル系で注目しているのは『エターナルズ』(原題)でアジア人初の主役級をゲットしたマ・ドンソク。愛嬌あってコワモテもできて、ってロック様的な立ち位置になりそう。彼は英語に困ることないし、国籍もアメリカだからビザ問題もナッシング。スタローン製作でリメークが決まってる『悪人伝』もすごい面白いから!しかも、背中全面に刺青入れて映えるんだから、東映ヤクザ映画も真っ青よ。
個人的にはロバート・ダウニー・ジュニアはね、『ドクター・ドリトル』もいいんだけど、ジュード・ロウとの『シャーロック・ホームズ』の続編が早く見たい!だってこんなにおじさん二人がキラキラ、キャピキャピしてる映画ってほかにある!?