「イ・ヨンエはカムバックに正しい映画を選んだ」
「宮廷女官チャングムの誓い」によって日本でも圧倒的な知名度を誇るイ・ヨンエ。2005年のパク・チャヌク監督作 『親切なクムジャさん』では、それまでの清楚なイメージを覆す役を演じ、韓国最大の映画の祭典である青龍映画賞や、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞、 名実ともに韓国を代表する俳優となった。
2009 年に結婚、その後出産、子育てのため芸能活動を休止していた時期もあったが、今回14年の時
を経て映画のスクリーンにカムバック。記念すべき復帰作に選んだのが『ブリング・ミー・ホーム (原題 』 である。
本作でイ・ヨンエは、6 年前に失踪した息子を探し続ける母親役を熱演、韓国映画として初登場1位を獲得した(Box Office Mojo 調べ)。
また、本国公開前にはトロント国際映画祭に招待され、海外の新人監督作品を紹介するディスカバリー部門でワールドプレミアを迎えた。「予測不能な仕掛けに満ち、巧妙に練られた脚本!観客はシートで微動だに出来ない!」といった高評価を得たほか、 昨年日本でも公開されスマッシュヒットを記録した『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 』のユン・ジョンビン監督 からは、 「イ・ヨンエはカムバックに正しい映画を選んだ。この映画はあなたを虜にし、心を溶かしてし
まうだろう。」 というコメントも寄せられている。
監督と脚本を務めたのは、新鋭キム・スンウ。 本作で、韓国映画界に爪跡を残す鮮烈なデビュー を飾った。併せて、ティザービジュアルが解禁!「愛する息子のために、母はどこまで強くなれるのか?」というコピーとともに、 涙を流しながらも力強い視線をむけるイ・ヨンエが大きく映し出された 、 インパク トのあるビジュアルが完成した。
愛する息子を 6年間探し続ける母の強さを感じさせる一方で、息子の失踪に悲しみや辛さを抑えきれない様子も表れ、複雑な役を繊細に演じきったイ・ヨンエのブランクを感じさせない魅力あふれるビジュアルとなった。
ブリング・ミー・ホーム (原題)
2020年9月 新宿武蔵野館 他 全国順次ロードショー
配給 ザジフィルムズ/マクザム
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