主演は『デッドプール』シリーズでヒロインを演じたモリーナ・バッカリン
2019年に米国を拠点に映画の製作・配給を手掛けるThe H Collective, Inc.との合弁により映画製作会社「Rakuten H Collective Studio株式会社」を設立し、映画製作事業に参入した楽天。
Rakuten H Collective Studioが初めて製作を担う映画が『BEAST(原題)』に決定し、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などの大ヒット作を手がけ、『コン・ティキ』でアカデミー賞にもノミネートされたエスペン・サンドベリが監督を、『デッドプール』シリーズで魅力的なヒロインを演じた女優モリーナ・バッカリンが主演を務めることが決まった。
アーロン・W・サラの脚本による本作は、モリーナ・バッカリンが演じる女性・ジェシカの身に突然起きた飛行機事故から始まる。たどりついた南太平洋の無人島でサバイバル生活を繰り広げていくジェシカ。愛する子どもたちのもとへ戻るため、心に抱える闇や、想像を絶するほどの恐ろしい現実に立ち向かっていくサバイバル・スリラー作品だ。
本作の主演は、米国のテレビドラマ『HOMELAND』でジェシカ・ブロディ役としてエミー賞の助演女優賞にもノミネートされ、視聴者や評論家から注目を集めたモリーナ・バッカリンが務める。モリーナ・バッカリンは、ライアン・レイノルズらとともに映画『デッドプール』、『デッドプール2』にも出演した実力派女優。
最近では、ジェラルド・バトラーの主演映画『Greenland(原題)』や、シガニー・ウィーバーとケヴィン・クラインが共演する映画『The Good House(原題)』の撮影も終えており、テレビドラマシリーズ『The Twilight Zone(原題)』のシーズン2に出演するなど、様々な作品で活躍している。
The H Collective, Inc.の製作担当プレジデントであるシェリル・クラークは、「監督のエスペンは、『あらゆる困難に立ち向かう』という、サバイバル映画に不可欠な要素を愛するストーリーテラーとして、素晴らしい経歴を持っています。私は彼ほどの情熱と明確なビジョンを持った映画監督には会ったことがありません。監督と私は、最初の顔合わせの時点でモリーナに強く惹かれてしまいました。彼女だからこそ、ジェシカの壮絶な人生を表現できると期待しています」とコメントを寄せている。
監督であるエスペン・サンドベリは本作について、「私にとってこの作品は、自らのために闘う勇気と強さを見出し、これまで抱えていた被害者意識から自分を取り戻す女性を描いた物語です。心理的にも身体的にもサバイバルストーリーであり、観客を魅了し興奮させるだけでなく、インスパイアさせることができるものになると確信しています。『BEAST(原題)』は、ホラー、スリラー、アクション、ヒューマンドラマを掛け合わせた新しいジャンルを作ります。強い女性像と大切なテーマを描いた、今の時代にこの上なくぴったりな作品です!」と語っています。
本作品は2020年3月末に、ニュージーランドにてクランクインとなる予定。
BEAST(原題)
配給: Rakuten Distribution株式会社
©Rakuten H Collective Studio