「バック・トゥ・ザ・フューチャー」第1作が1985年年に公開されたから35周年。有名な裏話から知られざる製作秘話まで、三部作のトリビアを集めてみました。あなたはいくつ知っていますか?
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2(1989年)トリビア
- 前作の撮影時には続編を作るつもりはなかったが、ソフト化された際にラストにお遊びで〝TO BE CONTINUED(続く)〞と入れたところ大反響となり、続編製作が決まった。
- 当初は1本だけの予定だったが、あまりにも内容を盛り込みすぎたため、2作に分けることに。2作品を同時に撮影する方式は、リチャード・レスター監督の「三銃士」と「四銃士」がヒントになっている。
- マーティの恋人ジェニファー役が「2」でクローディア・ウェルズからエリザベス・シューに変わったのは、クローディアの母親が重い病気にかかり、その看病のために女優業を休止していたから。そのため冒頭に描かれた前作ラストのシーンはエリザベスを起用して新撮影された。
- クリスピン・グローヴァーが「2」を降板した(理由はギャラの問題と言われる)ため、配役やストーリーが変更された。未来のマーティの息子と娘は、グローヴァーとリー・トンプソンが演じる予定だったが、マイケルが3役を演じることに。ビフによって改変された年ではグローヴァーが演じたジョージは死んだことにされてしまった。
- クリスピン・グローヴァーは「2」に前作の自分の出演シーンや写真が無断で使用されたとしてスタジオを訴え、彼の主張が認められる形で示談が成立した。
- 2015年のゲームセンターでマーティの隣に立つ少年は、当時6歳のイライジャ・ウッドで、これが映画デビュー。
- 2015年のグリフ(ビフの息子)の取り巻きの一人を演じているのは「ドラゴン/ブルース・リー物語」のジェイソン・スコット・リー。
- ナイキは映画同様に自動で靴紐が締まるシステムを組み込んだスニーカーを開発。2016年にオークション販売され、収益は〝マイケル・J・フォックスパーキンソン病リサーチ財団〞に寄付された。
- 大富豪になった1985年のビフのモデルはドナルド・トランプ。
- ボブ・ゲールの最初のアイディアではマーティたちが向かうのは年代で、ロレインはヒッピーになっていて、ベトナム反戦運動をしているという設定だった。