優しい瞳ですべてを受け入れる
with ウマ
天涯孤独の少年×お役御免の競走馬
「シービスケット」(2003)
小柄な競走馬シービスケットと、特徴的な赤髪から“レッド”と呼ばれる騎手ポラード。気性が荒い者同士ウマが合い、次々と勝利を収めていく。目に見えるおそろい感も微笑ましく、ポラードの勝負服とシービスケットのマスクは“レッド”にちなんでいつも真っ赤。ケガをするタイミングも一緒で、お互い足に包帯を巻いた姿で再会するシーンはこみ上げてくるものが......
天涯孤独の少年×お役御免の競走馬
「荒野にて」(2017)
父を亡くし一人ぼっちになった少年が、役目を終えた競走馬ピートを連れて伯母を探す旅へ出る。15歳の少年には荷が重すぎるほどの過酷な試練が続くが、責任感が芽生えた少年ほど強くて優しいものはない。寡黙な少年がピートだけには饒舌になり、身の丈に合った弱みを吐露する。それを穏やかに受け止めるピートとの、派手さはないけれど密やかなバディ感たるや!
with ウサギ
潔癖症の青年×いたずらウサギ
「ピーターラビット」(2018)
ほのぼのとした見た目からは想像できぬほど激しいバトルが繰り広げられる本作。ドーナル・グリーソン演じるマグレガーとピーターの関係はバディとははるかに遠く、もはや天敵!?続編ではピーターが思いを寄せるビアがマグレガーと結婚し、さらにデンジャラスな頭脳戦&肉弾戦の予感!この二人、息はピッタリなので手を組んだら最強バディになりそうなんだけれど...
with シャチ
愛に飢えた少年×人間嫌いのシャチ
「フリー・ウィリー」(1993)
家族と引き離されたことで人間嫌いになったシャチのウィリーが唯一心を許すのは、母親に捨てられた少年ジェシーだけ。互いの寂しさを埋めるように距離を縮め、動きをシンクロさせる二人。ウィリーのためならズブ濡れも厭わないジェシーの潔さもステキ。マイケル・ジャクソンが歌うエンディングは、ウィリーと家族の幸せを約束してくれているようでなんとも清々しい!
with ハリネズミ
保安官の青年×やんちゃな青ハリネズミ
「ソニック・ザ・ムービー」(2020年3月27日公開)
宇宙の果てからやってきた超音速で移動する青いハリネズミのソニックとバディを組むのは、小さな町の保安官トム。見事なコンビネーションで、ソニックのパワーを狙う悪の科学者に立ち向かう。ハイテンション&ハイスピードなソニックは一緒にいるだけで元気がもらえそう!
with アニマル
動物と話せる医師×個性的な動物たち
「ドクター・ドリトル」(1998)
ロバート・ダウニー・ジュニア版「ドクター・ドリトル」を観る前に“エディー・マーフィー版ドリトル”はいかが?動物と会話できる能力を持つ医師ドリトルの元を訪れるのは、酔っ払いのサルや老眼の馬、自殺願望のあるトラなど、総勢100匹のワケアリ動物。ネズミに人工呼吸するシーンはトラウマ必至!
【番外編】相棒はなぜかみんな中年男性!
with クマ(とクマのぬいぐるみ)
「パディントン」(2014)
森から都会に出てきたクマ“パディントン”を迎え入れてくれたのは、ロンドンに住むブラウン一家。最初は面倒を引き起こしてばかりのパディントンを煙たがっていた石頭のお父さんだけど、次第に彼のペースにハマり、気づけば女装までさせられる始末。お父さんが体を張ってパディントンのピンチを救う姿がカッコいい!
「テッド」(2012)
クリスマスプレゼントとしてジョン少年の元にやって来たテディベアのテッド。友達になりたいというジョン少年の願いが叶い、魂が宿ってから早27年。いまや下品な中年オヤジと化した彼らの絆は極太で、恋バナからビール片手の映画鑑賞まで、もはや悪友と呼ぶにふさわしき関係。雷嫌いの二人が歌う“サンダー・バディ・ソング”は友情の結晶♪
「プーと大人になった僕」(2018)
仕事も家庭も行き詰まったクリストファー・ロビンの前に、幼いころ森で一緒に遊んだクマのぬいぐるみ・プーさんが現われた。仕事人間でいつもあくせくしているクリストファーの凝り固まった心を、ありがたーいお言葉でほぐしていくプーさん。イライラした日も大好きな一日に変えてくれる魔法使いなのであります♡
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